先日、らいおん君はなんと!史跡料亭「花月」さんにおじゃましました。義妹の結婚式と披露宴をここで行うとこことで、ドキドキでしたね。
この「花月」さんは、池田屋の別館というと歴史に詳しい方はピンとくるのではないでしょうか。
幕末、坂本龍馬、海援隊などに興味がある方にはまさに「聖地」ですね。
坂本竜馬など歴史的な人物が登場する長崎の料亭では超~有名どころでもあります。歴史も古く、建物もほとんど幕末当時のままの造りとなっており、料亭内には鑑定団でもびっくり!のお宝がゴロゴロ展示されていたり、普通に飾ってあったり。そんな幕末の長崎の歴史を凝縮したような料亭なんです。
そう!長崎に住んでいるなら一度は行ってみたいと皆思う夢の場所ですよね。
お座敷では、特に有名なお部屋が「竜の間」といわれる大広間です。結婚式の披露宴など大宴会でよく使われるところですが、そこに、坂本龍馬の刀傷といわれる柱が現存しています。
【竜の間:幕末の長崎において「亀山社中(のちに海援隊)」を結成した坂本龍馬。
花月へは、同士や文化人たちとよく来遵していたそうです。
龍馬は二階にありながら庭園を目の高さで望む部屋の景色を好んで眺めていたとか。
床柱の傷は彼がつけた刀傷といわれております。】*花月床柱説明書より
また、ここから見る180°見渡せる素晴らしい庭は必見でしょう。龍馬が好んだとういう二階席の為につくられたと思われるこの庭園。
ここで幕末に、坂本龍馬が亀山社中(のちの海援隊)の方々と、いろいろ日本の未来を語りながら酒を酌み交わしていたのかと思うと、私自身、身が震えるぐらい感動しました。
まるで、熱い龍馬のハートが伝わってくるようです。(嬉泣)
そんな花月さん!と言えば、卓袱料理。そん所そこらの卓袱料理とは訳が違います。味に感動!見て感動!しました。
そして!さらに感動したのが、芸者さんでしょうか。
花月さんといえば。。。あくまでも私のイメージですが。。。(爆)美しい。。。
花月さんの階段は当時のまま使用されていて、かなり急な階段で1段一段が高いのです。しかし、そこを一歩一歩上がってくる芸者さんの姿がホント美しかったですね。思わず、見とれてしまいました。
披露宴では、芸者さんたちの踊りや芸者さん達による酒席の遊びがあったりして、たいへん満足する楽しい結婚式の披露宴でした。嬉しくて泣きそうでした。。。
長崎ぶらぶら節など、いろいろな優雅な芸者さんたちによる踊りを見ながらの酒会。
幕末の時代にもどっていくような感じを受けました。こんな感じで龍馬も楽しんでいたのかと。。。
帰りには、送り三味線といって芸者さんたちが玄関先で三味線の音と盃にお酒を振舞っていました。これも、感動!
「史跡料亭 花月」そのすべてが感動でした。
「史跡料亭 花月」。
坂本竜馬の志を少しながら感じることができました。ほんと!「がんばってここに来れるような人間になったる!」っていう気になりましたね。龍馬の熱いハートがヒシヒシと伝わってくる。そんな素晴らしい所でした。
結婚式。ホテルが多い昨今ですが、昔の長崎らしく料亭さんでするのも素晴らしいと改めて感じましたね。皆さんにもかなりおススメいたします。
ところで、結婚式はどうなったんでしょうか???(爆)