一般的に、腹もちが良い食品とは、一回食べるとなかなかお腹がすかない食べ物のことを言いますよね。
ということは、食べ物が胃に留まる時間(滞留時間)が長い食べ物が「腹もちが良い食べ物」ということになります。ということは、タンパク質や脂肪は消化するのには時間がかかる為、胃に長く留まるそうなんですね。その為、満腹感が長く保たれるということになり、結局のところ消化が悪い!ってことになるのではないでしょうか?
腹もちが良い=消化が悪い、腹もちが悪い=消化が良い
こんな関係にも感じてしまいます。
しかし、調べてみると一概に言えない!ということもわかりました。
一般的には。。。
腹もちが良い=消化が悪い、腹もちが悪い=消化が良い
こんな関係が成り立つんでしょうが、必ずしもそうではないようです。
たとえば、こんにゃくや海藻類なんかがその例。これらには栄養分が殆どないので、消化されない!そうなんです。ですから、消化が悪い食べ物なんだそうです。しかし、これらの食品の滞留時間も短い為、腹もちが良い食べ物では無いといえます。
タンパク質や脂肪の腹もちが良いのは、体に必要な栄養素の為、腸から胃の運動を抑制するホルモンが分泌され、胃の滞留時間を長くすることにより十分に消化できるようにしているためだとか。。。しかし、同じ体に必要とされる栄養素でも、ごはんやうどんなどに含まれる糖は、消化されやすい為、胃の滞留時間が短くなるそうなんです。
結局のところ、胃での滞留時間は、体に必要な栄養分を吸収する為に必要な時間であり、その栄養素によって異なるということなんでしょうかねぇ~。