文庫本を見ていて、不思議に思ったこと。
それは、なぜ?バーコードが裏表紙に2つもついているのでしょうか?
何か意味があるのでしょうかねぇ~。
というところで、今回は、このバーコードがなぜ2つついているのかを調べてみることにしました。
このバーコードは、「日本図書コード」と呼ばれているものをバーコードにしたものだそうで、これは、1983年(昭和58年)から採用されているのだそうです。そして、なぜ?2つあるのかというと、上に書かれているバーコードは「国際コード」であり、下に書かれているバーコードは「国内コード」となっているそうです。
まあ、文庫本だけにこのバーコードがある訳でもなく、雑誌以外の出版物には必ず2つついているんですね。
国際コードでは最初の3桁(978)が本であることを表し、次の4が日本語で書かれている!っていうことを意味しているのだそうです。その次の4桁の数字が出版会社名を指していて、その次の4桁が書名を表しているそうです。
一方、国内コードでは、最初の3桁(192)は税抜きの金額であることを表していて、その次の1桁が一般、教養、専門などの販売対象をあらわしており、2桁目が単行本、文庫、新書などの発行形態を。その次の2桁が内容で、その後は定価を表しているそうです。
なぜ?この様なコードがあるかというと、国際コードはほんの流通に便利なように!とのことで、国内コードは本屋さんなどの陳列をする時に分類しやすいように!なんて意味があるそうです。