『ローマ字』。小学校の頃、授業で覚えさせられた記憶があります。最近はどうなんでしょうかねぇ~。
そんなローマ字。ローマの字だと考えるとイタリアの文字?なんて考えてしまいます。とすると、これはイタリアから伝わった?ということになるのでしょうか?
いつもの如く、ちょっと調べてみました。
本年の疑問は「ローマ字」からスタートです!(笑)
ローマ字を英語で言うと、「Roman alphabet」や「Latin alphabet」などと呼ばれているようです。訳すとローマのアルファベットとかラテンのアルファベットとかになるのでしょうか。。。
その意味はというと、古代ローマ人がラテン語を書き表すのに用いたとされるアルファベットの意味なんだそうで、その源はというと西ギリシャ系アルファベットなんだそうな。。。
そこから日本の「ローマ字」のローマは現在のイタリアのローマということではなく、古代のローマ帝国のローマを指しているということになるそうなんですね。
小学校で習ったローマ字は「しゃ・しゅ・しょ」をsya,syu,syo となっていて、訓令式といわれます。しかし、実際に多い「しゃ・しゅ・しょ」というと、ヘボン式であるsha,shu,sho を使う機会が多いような気がします。みなさんはどちらでPCのキーボードを打ってますか?ちなみに私はどうも訓令式で打っていますがどちらが多いのでしょうかねぇ~。
正式に訓令式が使われているのは非常に少ないようで、国立図書館や一部の図書館の蔵書目録、海上保安庁の水路部が作る海図ぐらいなのだとか。。。旅券、駅、道路の標識はヘボン式となっているそうです。よくよく思い出してみるとそんな気がしますね。
1954年(昭和29年)の内閣告示で訓令式を主に使うが、ヘボン式は国際的関係その他従来の慣例をにわかに改めがたい事情にある場合に限り差し支えないとされているそうです。訓令式は戦前の1937年(昭和12年)に標準化されているそうなんですが、戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が英語読みに近いヘボン式を使うように強く求めた!なんて経緯もあるそうです。
また、ヘボン式というのは日本初の和英辞典を著したアメリカ人の宣教師の名前からきたそうです。
まあ、いずれにしても、私の頭ではごちゃごちゃしてしまいますね。どっちか一つにしてくれればいいんですけど。。。。(笑)