鹿児島の西郷さん。その西郷さんの銅像は城山公園の近くにあります。城山公園の周りには、明治初期の歴史的な遺産で溢れています。
長崎の「さるく」と同じように、集中している為、歩いて見て回ることが出来ます。歴史資料館やらなにやら。。。
そして、鹿児島の象徴と言えるものは?というと、やっぱり!「桜島」でしょうか。。。
しかし、今回は時間が無かったので桜島には向かいませんでした。
その桜島を眺めるといったら、「城山公園の展望所」というイメージがありますよね。
というところで、前回の西郷洞窟からちょっと登ったところにある城山公園に向かいました。
平日のPM3:30頃という時間もあってか、駐車場はガラガラでした。また、お土産屋さんも全館休業!ってな感じでしたね。お土産屋さんを眺めるのも楽しいんですが、ちょっと残念です。
城山公園。城山は山というより小高い丘と言った方が良いのでしょうか?標高は107m。
ここの展望台からみる桜島は有名ですよね。また、鹿児島市内が一望できる展望台とも言えます。
鹿児島市街の風景の中で、ひときわ目立つ建物が。。。
フクロウに似ていませんか?(笑)
これは、鹿児島県庁でございます。
最上階の18階の展望ロビーやの展望レストランなんて施設もあるそうです。ここから鹿児島市街の夜景を観ながらの食事を!なんて思うのですが、残念ながらそこは県庁!お昼のランチだけみたいでした。(AM11:00~PM6:00)もったいないなぁ~。
ここからの眺めは本当に素晴らしい!雄大な桜島のお姿には時間を忘れて見入ってしまいました。
そんな桜島を眺めていると、地元の方でしょうか。桜島に一礼して、手を合わせている方もいらっしゃいました。
◎ 桜島
桜島は、鹿児島県の鹿児島湾にある東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77平方kmの火山島で、昔は完全な島だったのが、大正3年(1914年)の噴火により、現在は大隅半島と陸続きになっています。地続きになって、まだ100年ぐらいしか経っていない!っていうとホント!地球の歴史からすると瞬きぐらい近いですね。明治維新、西郷隆盛、坂本龍馬などが知っている桜島は完全な島だったということになります。驚きでしょうか。。。
そして、現在も噴火を続けているんですね。今回、桜島を見た時には噴火しているところを見れませんでしたが、昔、行った時は丁度噴火して、まるで雨のように火山灰が降り注いできてとんでもないことになった!(ウィンドウォッシャー液を使ったので前が見えなくなり、超~最悪!)なんて経験もあります。
その時はホント!自然の凄さに圧倒されましたね。
城山展望台の駐車場のところにある階段を登ると公園らしきものがありました。
その広場入り口にあった看板を観てみると。。。
*お昼だ「ドーン!」*
この場所は、城山ドン広場と言われ、昔、大砲の空砲を正午キッチリに撃ち、時間を知らせていたそうな。。。
「ドンが鳴った、ヒィ(昼)がなった、メス(飯)食ぶろ」と大正時代を鹿児島で生きた人は囃すいう話もありました。
まあ、「ドン」というのは、明治30年以来、正午の時報がわりに当時の市役所職員が撃っていた空砲の音のことなんだそうで、そういった所から城山ドン広場と呼ばれているんだとか。。。
そんな感じで、色々と観ていると、あっという間に時間が過ぎていました。
その後、実は「調所家(広郷)屋敷跡」にも向かいたかったのですが、残念ながら帰る時間(約4時間半)を考えるとタイムアップ!
しかし、幕末の歴史に触れるのは面白いですね。長崎と鹿児島。坂本龍馬なんかを考えながら観ていると、またの機会にでもゆっくり伺ってみたいと思いました。
しかし、調所。。。どっかで聞いたことがあるような。。(笑)