高速道路を走っていると、「サービスエリア」と言われるSAと「パーキングエリア」と言われるPAというのがあります。
このSAとPA。一体、どう違うのでしょうか?
不思議ですよね。SAだったのがPAに変わったところもあります。
当然ながら、高速道路の道脇にお店を出しても良い!ってことは無く、道路公団が取り決めて作ったSAやPAでのサービスとなります。
一般的に言われるのは、「ガソリンスタンド」や「24時間、全館の閉店はなく、どこかが開いている!」とか、「レストランがある!」というのがSA(サービスエリア)だというような話を聞きます。私は「インフォメーション」があるのがSAなんて思ってました。でも、無いとこが。。。(汗。。)
そして、PA(パーキングエリア)というのは、その規模が小さいもの。。。「最低でもトイレと自動販売機があれば良い!」なんてところでしょうか。
しかし、実際のところはどうなんでしょう?
というところで、日本道路公団に纏わるサイトをジプシーしながら、いろいろと調べてみました。
すると実際には、細かい規定でSAはこうでなければならない!PAはここまでのサービスですよ!なんて取り決めなんてものは無いようです。
ですので、「SAは、一般的に駐車場・トイレ・無料休憩所・緑地・遊具施設、レストラン・売店・インフォメーション・ガソリンスタンドなどが設けられるのが普通で、その規模や施設が小さい!もしくは欠けたもの!がPA」とうような説明をしているものが殆どという現状でした。
ですので、どうもPAは、「駐車スペースのほか園地、トイレなどが最低あれば良い」ということのようで、それ以上の店舗なんかの設置には上限なんて無いみたいです。ですので、SAよりも規模が大きいPAがあるんですね。
基本的にSAは概ね約50km(北海道約80km)ごとに設置されており、その間にPAがあります。
SAやPAの駐車場やトイレなどは道路管理者が運営・管理し、その他の商業用店舗である売店やレストラン、ガソリンスタンドなどはその運営会社が運営・管理しているんです。ですので、トイレと店舗の建物が別々に作られているんですね。
しかし、最近は高速道路でのSAにあるガソリンスタンド(SS)の閉店が後をたちません。まあ、考えてみればガソリン満タンで走っても目的地に到達しない!なんて時以外はあまり利用する方はいませんよね。また、お値段も一般道のSSよりちょっと良い値段がします。ですので、高速に乗る前に給油する方が殆どでしょう。
その為、SS経営の採算を考えると厳しく、24時間営業とうのも輪をかけて辛いものだろうと考えられます。また、最近ではコンビニエンスストアやファーストフード店の出店も相次いでいます。まあ、これは2005年10月1日の日本道路公団分割民営化の影響もあるのでしょうかねぇ~。
しかし、お腹は我慢できても、自動車のお腹は我慢できません。高速道路に乗る前には、必ず燃料のチェックをお忘れなく。。。