この題目を見て、驚かれた方!申し訳ありません。そんなビールは存在していないと思いま。。。
ん?ググッてみるとありました。オランダ産の「ババリア」というブランドのもので、ペットボトル入りビールとしてビール愛好家では有名な商品のようです。野球場などの観戦には缶や瓶の持ち込みが禁止されていることから、一部の地域で販売されているようです。しかし、一般的にはやっぱり販売されていないんですね。
また、ボジョレ・ヌーヴォーも、ペットボトル入りのワインも販売されていますが、ビールはメジャーに販売されていません。どうしてなんでしょうか?
ビールと同じような感じの飲み物で炭酸飲料なんてのはたくさんあるんですがねぇ~。まあ、光を通さないようにするならペットボトルに色をつければ良いはずだし、ワインでも出来るのなら。。。
パッと考えるだけでも造れないという理由が見つからないですよね。では、どうしてビールのペットボトル入りなんてのが造られていないのか?ビール会社のコダワリ?
今日は、この話題を調べてみることにします。
まずは、ペットボトル。炭酸飲料であるコーラやサイダーなんか無数の数と言えるほど多く売られています。そのペットボトルの容器の材質といえば、プラスチック。確かにプラスチック容器は気密性のある容器と言えます。しかし、完全に!という訳ではなく、微量ながら炭酸、すなわち二酸化炭素が逃げ出しているのです。
まあ、微量というぐらいですので、炭酸が強いコーラやサイダーのような炭酸飲料の場合は味、品質とも殆ど影響が無いぐらい程度ってことなのですが。。。
しかし、ビールの場合はコーラやサイダーなんかと比べると、炭酸の量は約1/2ぐらいしか無いそうなのですねぇ~。その為、同じぐらいのビールの炭酸が抜けてしまうとビールの味は当然ながら落ちてしまう為、ペットボトルには向かないということなんだそうです。その為、ペットボトルでのビールの製造はされていないんですね。
ですから、ペットボトルのコーラより、瓶入りのコーラの方が炭酸が強く感じる!とか、瓶入りのビールの方が缶ビールよりも美味しい!とか思うのは密閉性を考えると当然のことなのかもしれません。
まあ、ワインもそうですが、やっぱり、ビールのペットボトルでは雰囲気も出ませんよね。何か淋しい。。。
私は瓶入りが一番美味しいなんて思っています。
まあ、リサイクルを考えるとエコでもあるし。。。(笑)