体温計。現在では、電子体温計が主流だと思いますが、その昔は水銀体温計が主流でした。
水銀体温計は見る角度でよく見えたり、見えなかったり。。。そんなところも懐かしい感じがします。数字だけだとなんとなく!って思う私は古い人間なのでしょうか。。。
というところで、水銀体温計で昔からちょっと不思議に思っていたことがありました。もちろん!構造とかではなく、『なぜ?水銀体温計は42℃までの表示しかないのか?』ということです。
今更ながらなんですが、ちょっと調べてみることにしました。子供の頃の私の疑問でございます。
熱がでた!なんて言って高熱となっても実際、40℃ぐらいまでではないでしょうか?私は41℃になったことがあったのですが、その時は意識がありませんでした。まあ、41℃を過ぎると昏睡状態になるとのことでしたので、当然ですが。。。
では、問題の42℃。これは、この42℃を超えると人間は死んでしまう!ということなんだそうです。本当の意味でのデッドラインですね。この42℃が持つ意味は、人体を構成するタンパク質が固まってしまう温度なんだそうです。骨の中(約30%)にも、血液中の血漿の中にもタンパク質が含まれます。ですので、42℃とはタンパク質が茹であがるようになり、タンパク質が元にもどらなくなってしまう温度ということなのです。
ですので、42℃以上の温度は無いということなんだそうです。小さいころからのちょっとした疑問が解決いたしました。。。(笑)