占いが好きな方も多いのではないでしょうか?
その中で、血液型占いなんてのは、よく口にだされますよね。A型の人の性格は?B型の人の性格は?なんて具合です。
私としては、まあ、人間を4つに分けるという数の少なさでいうと一般的な話でどの血液型の人も当てはまるような言葉が書かれているように見えるのですが。。。
まあ、育った環境でしょうか?子供の性格は概ね母親の性格に似るとも言われる方もいらっしゃいます。
で?唐突ですが、その血液型でO型。なんと呼びますか?
笑われそうですが、「オー型!」って呼びますよね。でも、最初はそうでなく、「ゼロ型」と呼んでいたようです。
◎ 血液型の発見
1900年にオーストリアの医学者であるカール・ランドシュタイナーという人が、人間の血液型には違う種類の血液があることを発見しています。
当時の発見によれば、血球に含まれる抗原物質により、3種類に分けられるというもの。その3種類を、A型・B型・C型と分け、Aの抗原を持つ人の血液をA型、Bの抗原を持つ人の血液をB型、Aの抗原もBの抗原も持っていない人をC型としているようです。しかし、2年後にカールの同僚がAとBの抗原を持つ血液型があるのを発見し、AB型という新たな種類として加えられています。
その時!C型と言われた血液型の名称を0(ゼロ)型と変更しているそうです。まあ、AもBも無いんだから、ゼロ。だからゼロ型と呼んだ方が判りやすいということからだったようです。
しかし、その内、見た目からして、「ゼロ」というよりも「オー」と呼ばれるようになり、現在のO(オー)型という風に呼ばれるようになっていったそうです。
血液型が発見される前に、輸血手術もあったそうなんですが、今、考えてみると恐ろしいですね。単純に考えても、成功する確率はかなり低かったと思われます。血液型が発見されてから、まだ110年ぐらいしか経っていないんですね。