ウニといえば、最高級の食材であるということは誰でも知っています。ウニの軍艦巻などのお寿司は大好物!って方も多いのではないでしょうか?
というところで、そのウニ。
漢字で書いてみてください。書けますか?
私は書けませんでした。。。(笑)
実は、このウニ。一つではなく、三つぐらいの漢字で書く場合はあるようです。その漢字によって意味が変わる。。。
今日は、「ウニの漢字」をご紹介します。
ウニは、棘皮動物(きょくひどうぶつ)ウニ綱に属する生き物です。日本近海には約180種類のウニが生息しているとか。。。
その約180種類のウニの中で、私たちが食べている食用のウニといえば、ムラサキウニ、エゾバフンウニ、アカウニなどの数種類だけしか食用とされていないそうです。。。
で?そのウニのどの部分を人が食べているか?というと、もちろん!「身」だけです。
??それは、当然だろう!って怒られそうですが、もっと言うと、その身の部分とは「生殖巣部分」なんです。
ですので、雄であれば「精巣」、雌であれば「卵巣」のことなんですね。
ウニはご承知の通り、固いトゲトゲに覆われています。その内部はというと、星型になっていて、口と肛門を中心にして放射状に内臓器官が並んでいます。ですから、5つの精巣もしくは卵巣を持っているということになるんです。ですから、ウニ1個から5切れ?5片?5つ?(数え方が判らない。。。笑)のウニのオレンジ色した身がとれるということなんですね。
しかし、ウニの大きさから言って、5つって少ないですよね。だから高級食材ということになるんです。ウニをとってみると殻の方が凄く多い。。。(笑)
私の地元「五島列島」で、子供の頃、よく潜ってウニを獲ってその場で割って身を取り出し、海水でチョチョッと洗って食べてました。コレがまたうまいんですよねぇ~。タマリマセン(誉)
前置きが長すぎました。それでは、ウニの説明はこれくらいにして、今日の疑問である「ウニの漢字」のお話を。。。
調べてみると「ウニ」は、生物のときのものと、食材となった「ウニ」の生殖巣を指すものとは漢字の使い分けがされているようです。
まず、海にいる時のウニの漢字は「海胆」「海栗」と書きます。そして、食材となっているウニの漢字は、「雲丹」となります。なぜそうなのかは、調べてませんが、なんとなく漢字をみていると解るような気がしませんか?
ですので、商品となって売られているウニに書かれている漢字は「雲丹」となってラベルなどで貼られています。機会があればご確認くださいませ。