希望ナンバーとは、自動車のナンバーの4桁の数字の部分を自分の好きなナンバーを選べるという制度ということは、クルマにお乗りの方ならばすでにご存じのハズ。
その指定ナンバー制度が始まった発端としては、ナンバープレートの番号が進むのが一番早かった「名古屋」のナンバーが一杯になってしまった為に1998年の5月に26の地区において2桁から3桁(例:長崎300 となっている300の部分)になり、ちょうど1年後の1999年5月から全国で3桁のナンバーになった時に併せて自由に選べる「希望ナンバー制」も採用したのです。
そのお陰で、自分の好きな番号を選べるようになったのですが、その中で人気の高いであろうナンバー(・・・1、7777など)を週1回抽選し当選すればそのナンバーをもらえるというシステムとなります。まあ、長崎では今となっては殆ど当るんですけどね。(笑)
ところで、そんなふうに好きな番号を皆に渡していたならば、また直ぐに無くなってしまうんじゃないの?っていう心配が生まれます。
しかし、しばらくは大丈夫のようです。
特に人気の高い番号は、小型車(5ナンバー)で考えてみても、500~598と700~798が割り当てられるそうで、そしてさらに平仮名が29個あると考えると、一つの表示に付き、5742通りづつ確保することが出来るということになるんですね。
今の計算から現在の状況(約10%が希望ナンバーを選ぶと試算)した場合、約30年間は番号が無くなることは無いということになるのだそうです。まあ、名古屋などの番号の進み方でどうなるか?ということですね。
30年後、そもそもクルマはどう変わっているのでしょうか?もしかしたら、電気自動車を超えたエコカーが街中を走り回っているかもしれませんね。