久々のライオンの夜空シリーズでしょうか。。。
恒星というと、皆さん!どの星を思いつきますか?
殆どの方がまず頭に浮かぶのは「太陽」でしょう。その他には、夜空で輝いている星々の殆どは恒星なんですね。では、『恒星』ってなんでしょうか?
恒星とは。。。
『自ら光を放ち定位置をもっている星』と言うことができます。即ち太陽を例にすると解りやすいですね。その恒星の恒という字の意味として、恒常とかいつも変わらないということを指す時に使います。恒星を取巻く惑星は日ごと移動してしまいますが恒星は定位置にあります。ですので、太陽系での恒星とは太陽だけ!ってことになるんです。
まあ、余りにも当然のお話だったでしょうか。。。(笑)
ということで、そんな恒星。太陽の次に地球から近い恒星は一体、なんという星なんでしょうか?
それは、ケンタウルス座α星という星です。この星は、残念ながら長崎から見ることが出来ません。ギリギリ日本では沖縄以南ぐらいで見えるんだとか。さらに、この星は地球から見ると星の中で3番目の明るさで輝いているというのです。地球からの距離は約4光年。光の速さで4年の歳月をかけて届いている光なんですね。宇宙から考えるとかなり近いところにあるようです。
しかし、4光年というとどれくらいだと思いますか?地球と太陽の距離を1mだとすると、なんと約300kmもの距離になるそうなのです。長崎から直線距離で広島県の尾道ぐらい。東京からだと名古屋ぐらいの距離になるようです。
そう考えると、やっぱり宇宙は広い!