日本では円。アメリカではドル。ヨーロッパではユーロ。国々で様々な通貨の単位があります。
その昔、江戸時代での日本の通貨は「両」とか「分」なんてものを使っていましたよね。時代劇なんかでもよく見かけます。
今回は、「円」についてご紹介していみようと思います。
日本の通貨が「両」から「円」に切り替わったのは、明治4年5月10日のこと。その時になぜ「円」という名称になったのでしょうか?
「円」という通貨単位は、当時の早稲田大学の創立者である大隈重信が円という通貨単位を決めたとうのが一般的には言われているようです。大隈重信がどうして「円」にしたか?というと、私たちがお金なんてのを表す時のしぐさとして親指と人差し指で○の形を作りますよね。それから考えて円がよいと強く推したようです。
また、円を表す記号は「¥」です。
この「¥」というのはどうしてこの記号になったかご存知ですか?
「Y」がベースだと言うのは誰でも推測できますよね。「YEN」の頭文字を取って「Y」を使っています。しかし、「¥」には、「Y」に「=」がついています。これは、簡単な理由からみたいです。ドルは「$」、ポンドは「£」など、外国の通貨にはよく棒が入っている文字となっている為、それなら日本も「Y」に横棒を入れて「¥」ということにしよう!なんてことになったようです。
個人的には「-」は一本、「=」は二本(日本)なので、そんなシャレもあったかも?なんて思った今日この頃です。(笑)