前回(右関連リンク)の続きです。。。
御社の後ろ側にある入り口から、いよいよ山田の滝を目指して進みます。
階段を上ると。。。道らしいものがありません。人が通った跡があるところを辿ることにしました。すると、目の前に垂直に切り立った約20mぐらいの崖があります。その崖に沿って川が流れていました。この川は大上戸川の上流にあるそうで、川床にも大きな岩がゴロゴロしています。多良山系火山の噴き出した溶岩流の跡だという話も。。。
道がないので、しょうがなくこの川の石を渡りながら上流へと向かうことにします。
なんとなく薄暗い感じの道の合間から空を見上げると、木々の緑も夏から秋に向けて準備中!っていう感じでしたね。緑の強さが少し和らいでいるようです。
道なき道の山林コースを取るか、それとも川沿いに進むか。。。
選んだのは「行けるところまで、川沿いに進む。」だめなら、また戻ってくればよし!としよう。
という訳で、こんな感じの岩を一つづつ渡り。。。
石の間を飛び越えたりしながら、進んでいくと、なにやら正面に大きな滝らしき姿が見えてみました。正面奥にあるのが「山田の滝」です!って言っても解らないですよね。
この写真を撮ったところは「題目の淵」というそうで、壁にいろいろな当時の題目の文字が彫られているとか。。。まあ、知らなかったので、思わず素通りしてしまいました。確認できずです。
そんなことよりも、カメラを落とさないように足を滑らせないように岩を渡るのが必死でしたねぇ~。(笑)
進むのは結構大変だったのですが、日陰でちょっと薄暗くかったせいもあり、なんとなく涼しい感じがしました。
というところで、山田の滝をとる前の練習として、ちょっと遊んでみました。まあ、手持ちでの写真ではこれが限界でしょうか?シャッタースピードは1Sです。一脚を忘れたのは痛い。。。
そして到着。この淵は、迹驚の淵(とどろきのふち)というそうで、幅は約7~8m、奥行き約15~20mぐらいでしょうか。そんなに大きな淵ではありません。しかし、その淵の左の岩にはなにやら祀られているようなものが。。。
この石祀は、七面大明神を祀っているのだそうだ。流石に霊場。なんとなく強いものを感じました。
そして、山田の滝(迹驚の滝)。高さは約15mぐらいでしょうか。。。
3段~4段ぐらいになっている滝です。そこから迹驚の淵に落ちる姿はなかなかのものです。滝の規模としては小さい方でしょうが、雰囲気はあります。
さらに、この山田の滝の上にも滝があるそうで、皆さん!もし行くことがあれば、確認してみてください。岩の割れ目から流れる滝のようで、一直線になって流れているそうです。
今回は、そこに行くには迂回して山の道なき道を進むということですので断念しました。(笑)
(詳しく知りたい方は、右の関連リンク先でご紹介しています。)
今回は、三脚はおろか、一脚すら持っていかなかった為、ブレブレの手持ち撮影で撮りました。画像としては全くダメでしたねぇ~。私の腕では、シャッタースピード1秒が精一杯でございました。
こういう風にとると、滝の力強さが表現できますね。
しかし、滝の写真を撮りに行った時に思うのですが、なにやら妙に不思議な気持ちになるのは私だけなんでしょうか?落ち着くと言うかなんというか。。。
最後は、ちょっと話がズレてしまいましたが、切り立った崖や滝など、流石!霊場といわれるだけあって、かなり雰囲気があることは請け合いです。