ちょっと高級な和食料理店に行くと、お吸い物がよく出てきます。
その時にお椀の蓋を開けようと思った時に、「あれ、蓋が開かない!」なんて焦った経験はありませんか?
高級な料理店など、静かに上品に食べなければいけない所だと尚更ですよね。
まだ、温かいハズなのにどうして?なんて思ってしまいます。
これは、当然ながらお解りでしょうが、お椀の中に中身が熱いうちに蓋をすると、少しさめてくるとお椀の中の空気が縮んでしまい、お椀の外と中の気圧が変わり、外の空気がお椀の蓋を押しつけているからなんです。この状態になると、お椀の蓋がとれない!ということになるんです。
その蓋を強引に取ろうとすると、見た目でもスマートではありませんし、何より、蓋が獲れた時に拍子でお椀をひっくり返す危険があります。
ならば、どうやったらスマートにこんな状態になったお椀の蓋を取ることが出来るのでしょうか?
これにはちょっとしたコツがあるのです。
まず、片手でお椀の蓋を持ち、もう片方の手でお椀の手前と奥のふちを摘まむように持ちます。そして、そのお椀のふちにかけた指を摘まむように(潰すように?)グッと狭めると簡単に蓋をとることができます。
この動作をさりげなく行うのがスマートですね。
まあ、熱い中身の入ったお椀が運ばれてきたら、冷めないうちに一度、サッと蓋を開けてしまうのが一番安全なんですがねぇ~。(笑)
今日のネタは、誰でも知っていることだったでしょうか。。。(爆)