鶴は千年、亀万年!なんていいますが、動物はそれぞれ種類によって寿命が違いますよね。
小さなネズミは3年ぐらいで寿命となりますが、象なんかは60年~70年は生きるなんて話も聞きます。
どうして、こんなに違うのでしょうか?
小さい時に私の父親に聞いたら「動きが速いものほど寿命が短い!だから、動かない木は長生きだろう?」なんて答えが返ってきました。
ホントにそうなんでしょうか?
今更ながら、ちょっと調べてみることにしました。
事故もなく病気もないとして、いくつまで生きることが出来るのか?という仮定のもとにその動物が死ぬまでの時間のことを「限界寿命」と呼んでいるんだそうです。
その限界寿命を考えてみると、ネズミと象ではありませんが、大きなものほど長生きしているような気がします。調べてみると、その限界寿命には、こんな規則性があるそうです。(あくまでも、動物の種類の違いでの比較です)
◎寿命が長い動物の特徴(規則性)
①体重や脳が重い方が長生き。
②妊娠期間が長いほど、大人(性成熟:子供を作れる)の期間が長く、老化も遅く、長生き。
③1回の妊娠で、一般的な生まれる子供の数が少ない動物ほど長生き。
④単位体重あたり、消費するエネルギー量が少ないほど長生き。(体重に対して、食べる量が少ない)
⑤幼齢期、成熟期の死亡率が低い(平均寿命が長い)ほど長生き。
なるほど!よくよく考えてみると、確かにその通りのような気がします。
そこで、こんな面白い限界寿命を計算する計算式を見つけました。
それは。。。
限界寿命=5.14×性成熟年齢+9 というもの。
この性成熟年齢とは、先ほど紹介した②の事で、犬(性成熟年齢:約2歳)をあてはめて計算してみると、犬の限界寿命は約19歳ということになります。
だとすると、人間(性成熟年齢:20歳)を計算してみると、111.8歳となり、大体、これくらいの年が限界寿命ということになるんですね。人間でよくよく考えてみると、確かに120歳を超える方なんてのは、こんなに人間はいるのに殆どいらっしゃらないということを考えると納得ですね。
ということで、うちの親父の話は、④に当てはまるということで、当らずとも遠からず!OK!!ということにしときましょう!(笑)