今日の題材は、愛車についているあの忌まわしい傷のエクボのことではありません。女性の素晴らしい笑顔に華を添えるあのエクボです!(笑)
「笑窪(えくぼ)」。呼んで字のごとく、笑ったときに口元にできる窪みのことなんですが、いったい、どうしてこんなエクボができるのでしょうか?
なにやら、このエクボを美容整形でつくる人もいるというのも驚きです。
実は、私も小さい頃から、ずっと両頬にポッコリと大きな窪みが出来るんですねぇ~。まあ、私の場合は「あばたもえくぼ」ってとこなんでしょうが。。。(爆)
今日は、『エクボは、どうしてできるのだろうか?』という題材でご紹介します。
◎ 笑窪(えくぼ)
エクボは、顔にある筋肉である「表情筋」というものに秘密があるようです。
この表情筋というのは、人間の顔の皮膚についている筋肉のことで、人が表情を豊かに表現するために必要なんだそうです。人はその表情筋の働きで、顔の皮膚が動いて、いろんな豊かな表情を作ることができているらしいのです。そんな表情筋の種類は、なんと!!人の顔の中に約30種類もあるとか。。。
人が顔の表情を作るときに働く筋肉といえば、たとえば。。。
眉毛の上下や額のシワを作ったりする前頭筋、眉間にシワを寄せたりする鼻根筋、目の瞬きをさせたりする眼輪筋、口を開けたり閉めたりする口輪筋、それから。。。
そんないろいろな筋肉が顔には集中しています。もし、そんな筋肉が麻痺すると表情がうまく作れなかったりしますよね。そんな筋肉の動きによっていろんな表情ができるという訳なのです。
で、本題の「エクボ」はどんな表情筋が影響しているのでしょうか?
それは、「笑筋」というもの。この笑筋というのは、口の左右から外側に向かってある筋肉のことで、名前の通り、笑うことにより収縮する筋肉なのです。その笑筋が収縮するときにできる皮膚のある一点の窪みをエクボと呼んでいるんですね。
ならば、他の顔にある筋肉では出来ないのか?なんて疑問が湧きませんか?
そうなんです。他の筋肉でもありえることなんだそうです。皆さん!鏡の前でいろんな表情をしてみましょう。すると、頬の上や目の近くなど人によっていろいろなところに窪みがあるかもしれませんね。
そのほかにいろいろ調べてみると、エクボって結構、遺伝というものもあるようです。
両親にエクボがあれば、約80%の確立でその子供にはエクボがあり、どちらか片方にエクボがある場合には、約50%の確立でエクボが。両親にエクボが無ければ、約10%の確立でエクボがあるそうなんです。正確な数字かどうかはわかりませんが、一般的にはこんな感じのようですね。(ちなみに、私のエクボは10%の確立だったといえます。笑)
一般的に、エクボがあると徳をするような話がよくありますが、恐らく、女性の話ではないかと。。。確かに、エクボのある女性の笑顔はかわいらしい。。。
私の場合は、「男のエクボはスケベエクボ!」なんて言われたりして、なにも得するものは無かったような気がします。