『急がば回れ!歩道橋!』なんて標語が昔ありました。
今では、階段を登るのが。。なんて高齢化社会に対応する為か、歩道橋の撤去が進んでいますが。。。
ところで、この『急がば回れ』という諺(ことわざ)は、本来、どんな意味だったのでしょうか?どこから来たのでしょうか?
どうでも良いような事ですが、ちょっと調べてみました。なにせ、為!こん!シリーズですので。。。(笑)
この「急がば回れ」という言葉は、どうも室町時代の歌から来たような説がありました。
その歌とは。。。
「もののふの矢橋の船は速いけど 急がば回れ瀬田の長橋」
この場所は琵琶湖。その琵琶湖の草津と大津を結ぶ湖上ルートが「矢橋の船」のことなんだそうで、「瀬田の長橋」というのは瀬田にある唐橋のことなんだそうです。
で、この歌の意味として、「船を使ってこの湖を渡るのは速いけれど、船は天候によって遭難するとか危険が伴うことが多い。瀬田の長橋を回って行くのがいいですよ!」なんてことになりますよね。ですから、この意味が「多少手間が掛るけど、安全で確実に行けるほうが得である!」という意味の諺として使われるようになったとうことでした。
皆さんはいかがでしょうか?「急がば回れ」っていうのはなかなか出来ないものですが、結果的にそうしておいた方が良かった!なんて経験がありませんか?