◎だんじく様生月大橋から約5分ぐらいクルマで走ったところで左側に案内看板があります。クルマの駐車場としては無いですが、1台ぐらいは止めることができます。そして、そこから徒歩となります。山の中腹から海岸まで急な階段を降りて行きます。
いやいや大変でした。たどり着くのが。。。
『だんじく様:正保二年(1645)平戸藩は押役を置きその下に宗門目付、下目付、宗門改め役を置いて切支丹の取締りにあたらせた。この頃、捕吏に追われた弥市兵衛と妻マリア、その子ジュアンは、この断崖の下のだんじくの繁みに隠れていたが子ジュアンが磯に遊びに出たところを海上から役人に発見され殉教した。以来、海上からのお詣りは忌みきらわれている。いまもなお旧1月16日の命日には信者が集まり、信仰を守りつつ殉教していった人々をしのび祈りを捧げている。
アーしばた山 しばた山ナーアー
今は涙の谷(さき)なるやナー
先はナー助かる道であるぞやナーアー
殉教の悲しみと、神の救いを希(ねが)う心情のほとばしるしみじみとした歌である。この歌は昭和52年7月立教大学の皆川達夫教授によって紹介され、東京国立劇場で生月かくれキリシタン歌オラショと共に発表された。
生月町教育委員会』