今日は、3月3日。ひな祭りですね。
ひな祭りに関しては以前ご紹介した記事(右関連リンク)をご覧ください。(笑)
卒業式のシーズンが到来しています。
ご覧になって頂いている方の中には、子供さんが今年卒業する!なんて方もいらっしゃることでしょう。
そこで、卒業式などのお別れのときなどの門出や旅立つ人たちに、『餞(はなむけ)』という言葉をよく使いますよね。お金や品物を渡す時には「餞別(せんべつ)」。贈る言葉を「餞のことば」。といいます。
では、この餞(はなむけ)という言葉は、一体、なんのことなんでしょうか?
今回は「餞(はなむけ)って何?」ということで調べてみました。
この餞。もちろん「はなむけ」と呼ぶんですが、この「はな」とは何と!「鼻」のことなんです。何の鼻かというと、それは馬。
昔、遠方に旅立つ人に対して道中の安全祈願する意味で、馬の鼻先を行き先に向けていたというところから「馬のはなむけ」という言葉が生まれたんだそうなんです。そこから、餞という言葉になったという話がありました。
また、紀貫之の「土佐日記」でもこのはなむけという言葉が出てきているそうで、「藤原のときざね、船路なれど馬のはなむけ」という一説があるとのことです。
昔は旅するのも車なんてないのである意味、命がけだったのかもしれません。
まあ、ゲン担ぎのことだったんでしょうか。今でもやりますが、皆さんはどんなゲン担ぎをしていますか?