平戸市田平町には『田平教会(田平天主堂)』があります。
この場所はカメラ好きの方々は一度は訪れたことがある場所かもしれません。
国指定重要文化財にも指定(世界遺産暫定登録)されているこの教会。今日はこの田平教会をご紹介していみようと思います。
◎ 田平教会(田平天主堂)
長崎で教会建設といえば、「教会堂棟梁:鉄川与助」。その代表作とも呼ばれている教会と言われています。
この天主堂は平成15年12月25日に国指定重要文化財に登録されています。この天主堂。平戸市のHPによると、大正4年(1915)から3年の歳月をかけて、信者たちの手によって建設されたロマネスク様式の赤レンガ造りの教会で、瀬戸山短手動とも呼ばれているそうです。
この天主堂の敷地内に貝殻焼き場というものがあります。そこに立つ看板によると、この教会の建設には、レンガの目づめにコンクリートを使うのではなく、アマカワ(石灰と赤土を混ぜたもの)を使用しているそうで、その石灰を作る為に、信者たちが食べた貝殻を集め、ここで焼いて作ったそうです。
また、教会と言ったらステンドグラスでしょうか。。。
この教会のステンドグラスがこれまた美しい。絵画のような美しい色鮮やかのステンドグラスがあります。これも必見ですね。
夕暮れの田平教会。これもまた美しい。
また、この教会の周りにある高く掲げられた十字架。90年もの間、この地を見守ってきた教会。。。
ここからみるそのな眺めは、しっとりとした異国情緒を思わせるようなそんな感じがします。
写真提供はCPN会員さんのK.Mさんから頂きました。ありがとうございました。