日本で一番長い川は?というと「信濃川」。ならば、流域面積は?というと「利根川」ですよね。
そこで、問題です!!「流域面積ってどこの面積なんでしょうか?」って聞かれると、即答できる方はどれくらいいるんでしょうかねぇ~。
一般に、こう答える方が多いのではないでしょうか?
「川の長さに川の幅を掛けたものが流域面積だ!」
残念ながら、ちょっと違うんですね。
今回は、「流域面積」をご紹介します。
流域面積とは、『その川や支流の川を含めて、雨水、雪解け水などが流れた地域をすべて含めた面積のことである!』ということになるそうです。
なぜ、流域面積をこの様に決めた理由は、国土交通省などは、堤防やダムなどを作る時に、支流からどれくらいの水が集まるか?その水の量がどれくらい変化するか?というのを把握しておくのが必要であるため、本流の流れに支流の流れも加えた流域面積を測定しているそうです。洪水対策や生活用水などの確保に非常に大切なものであると言えるでしょう。
ところで、利根川。日本一の流域面積だと言われていますが、一体、どれくらいの広さなんでしょうか?
その利根川の流域面積は「1万6千840㎡」なんだそうで、この大きさはなんと!四国と同じぐらいの面積になるとか。。。
利根川。。。恐るべし。。。。(笑)