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権現山。ここは夕日を見るスポットとしては野母崎ではあまりにも有名な所でしょうか。。。

昔は、狭い山道を登っていったものですが、今では道や公園が整備され、本当に行きやすくなった場所です。新しい道、旧野母崎町役場前をずっと真っ直ぐ登って行ったところにあります。

この権現山自然公園は、海抜198,4mの権現山の頂上部にあります。また、日本本土の最西端になる場所でもあります。

ここからは、天気がよければ鹿児島県・甑島をもみることができ、また、10月～11月と2月～3月にかけてナベヅル・マナズルなどの渡り鳥が見ることができるそうです。

ここから眺める360°の景色は、樺島灯台からみるものとはちょっと違ってみえました。

それは、この展望台がある場所は、鎖国時代、ここから長崎港に入港してくる船を監視していたとう場所ということに。

長崎港の警備で外国船の渡来を急報する為に作られた烽火台。伝達ルートとしては、この遠見番所からの烽火（のろし）を上げ、それを見た長崎市内の西山辺りにある烽火山（標高426m）の烽火台から烽火が上がり、その烽火を見て、この琴ノ尾岳の烽火台が烽火を上げる！そして、近隣諸藩へ。それから江戸へ伝達！というイメージになるのでしょうか。

権現山の看板（転記）によると。。。

由緒 一、寛永15年に幕府の遠見番所が設けられた。 一、明治28年に海軍望楼が置かれた。 一、太平洋戦争当時は電探基地・高射陣地が設置された。 一、大戦後はアメリカ軍のレーダー基地となり、現在は自衛隊が使用してる（駐車場）

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展望台の下に、石柱に字が書いてあったのが風化の為と達筆な字だったので、よく読めませんでした。恐らく、遠見番の人たちが、この石の台に乗って監視をしていた！という岩ではないかと思われます。

展望台に上って、長崎港の方を眺めてみました。

かすかに女神大橋と思われるものが見えてました。モヤがあった為、ハッキリ写りませんでした。

今、話題の軍艦島（端島）も眼下に捉えることができます。やっぱり！軍艦のように見えますね。

最後はお決まりのこの景色。。。（笑）

展望台の丁度真下に、鐘つき堂があります。誰でもつくことが出来ます。訪れた事がある皆さん！一度はやったことがありますよね。


夕日が海に沈んでいく。それを鎖国時代の日本の窓口を監視していた場所にある展望台。

まさに、そんな感じに浸ってしまうそんな場所でした。



その他にも野母崎には『亜熱帯植物園』やら、日本快水浴場100選の高浜や人気の白浜温泉など、まだまだご紹介出来ない場所がたくさんあります。野母崎は、まさに！長崎のドライブデートコースNo1と言えるのではないでしょうかねぇ～。また、今度、ゆっくりおじゃましたいと思います。