野母崎半島巡りの第2回目。。。
国道499号線を南下していると、その道沿いに2つの岩とその岩を結ぶ綱が目に入ります。
そのその2つの岩の名前は『夫婦岩(めおといわ)」と呼ばれるもので、県指定天然記念物となっています。国道が埋め立てられ道幅を大きくしてくれたお陰で、国道の真横にあります。
この夫婦岩の前には、ちょっとしたパーキングがあるので、ドライブの途中にちょっと一休み!って時には丁度良い感じがしますね。
この岩の下にも降りられるようになっています。
上の写真?夫婦岩の間に、軍艦島(端島)を入れてみました。。。
鳥居がある方(国道側:左)が男岩で、高さがなんと約11mで、周囲が約24mなんだそうです。そして、もう片方の女岩も高さが約11mで、周囲が約26mとなっており、その間隔は約4~5mとなっているそうです。この岩は、4億8千万年前にできた岩石だそうで、「野母変はんれい岩複合岩体」と地質学上ではそう呼ばれているそうです。
丁度そこのパーキングの場所に夫婦岩を紹介する立て札がありました。
*看板から転記
『県指定天然記念物 野母崎の変はんれい岩露出地
長崎半島(野母崎半島)の先端、野母崎の北部約4kmの海岸は、波に浸食を受けた海岸崖の景観を呈し、暗緑灰色の硬い岩石が露出している。この岩石は、地質学的には「野母変はんれい岩複合岩体」と呼ばれ、玄武岩質のマグマが近深部で徐々に冷えてできた輝石(きせき)や斜長石(しゃちょうせき)を主成分とする「はんれい(斑糲)岩」が地表に露出したものである。この地域の変はんれい岩の放射年代を測定した結果、約4億8千万年前という非常に古い生成年代を示した。長崎半島や西彼杵半島に広く分布する「長崎変成岩類」の年代が約6~91千万年前であるのと比較すると、その古さが際立ったものであり、プレート境界に沈み込んだ古い地殻の断片が露出している可能性がある。
長崎市教育委員会(平成20年2月設置)』
そして、こんな野母崎の案内板も。。。
ちょっとここに立ち寄って、野母崎半島の案内板で、どこを回るかを皆で楽しく話し合ってみてはいかがですか?
自動販売機はとりあえずありました!(笑)
帰りにも立ち寄ってみました。
夕日に沈む夫婦岩。
ここから見る夕暮れもまた綺麗なものでした。