血圧。
若い頃は殆ど気にしたことがないという「血圧」。年をとってくると、非常に気になり始めます。
よく「上が110で、下が80だらか血圧は正常なんだ!」とかそんな会話も50代の方達から上の方達の話題でも良く出てきますよね。
では、この血圧の上と下。何のことか知っていますか?その意味は。。。
今回は、「血圧」という話題でスタートです!(笑)
血圧で「上が。。下が。。」なんていう上とか下は一体なんのことなんでしょうか?
血圧の「上」と言われているは、心臓が収縮して血液をドドッと送った時に血管にかかる圧力のことなんです。
その反対である「下」と言っているのは、逆に心臓がゆるんだ時に血管にかかる圧力のことを指しています。
で、上下の差を「脈圧」と呼んでいるんですが、一般的には血圧の上が高くなればなるほど下も高くなり、反対に上が低くなればなるほど下も低くなるという傾向があるようです。
なにはともあれ、血圧は成人病の大事なバロメーターとも言われます。30代になったらちょっと気をつけだしてもいいのかもしれませんね。
血圧の計り方は概ね2種類(コロトコフ法(聴診法)とオシロメトリック法)があります。
◎コロトコフ法
皆さんが一般的に看護師さんから計って貰うやり方でしょうか。。。
カフと呼ばれる空気のはいる帯みたいなものを腕に巻いて空気を入れて腕を絞めつけ、動脈を圧迫することによって血液の流れを止めます。そして、その後空気を徐々に抜くとあるところから血液が流れ始めます。その時に血管に血液がぶつかる音?(コロトコフ音)を聴診器で聞いて血圧を測定します。ドクッドクッと音が聞こえ出した所が上。そして、さらに空気を抜き、音が消えるところが下となります。(WHO推奨の測定方法)
◎オシロメトリック法
同じようにカフを巻いて行って、途絶えた血流が流れ始める時の動脈へ壁の振動をセンサーでキャッチして測定する方法をこう呼びます。一般家庭用血圧計はこの方法で測定しているのが多いような気がします。