最近の新築の家の造りも洋風なフローリングが多く、和室が無い家庭も多いのではないでしょうか。和室と言ったら障子がありますよね。昔は、どの家庭でもありました。
私の家では、かろうじて1室だけ和室があり、その部屋には障子があります。
障子は、やわらかな外光をとりいれてくれるので気持ちのいいですね。おまけに通気性もいいんですよ。
しかし、破れたり古くなったりすると張り替えをしなければなりません。これが、かなりの手間。昔はよくどこの家庭でも行っていた障子の張り替えを今頃はほとんど見かけることが無くなりました。
で、表具やさん達に頼むという方も多いと思いますが、思ったより実際は簡単ですよ。時間があれば、自分でやってみてはいかがでしょうか?
今日は、私の障子の張り替え方を伝授します(笑)
プラスチック製とか両面タイプも最近売っていますが、普通の紙のやつをご紹介ですのであしからず。。。
前者のタイプはやったことが無いもんで。。。(汗)
①まず、障子を外し、桟(格子?)にそって、スポンジを湿らせたもので充分に紙に水をしめらせます。そして、5分ぐらいして、のりが緩んだのを見計らって、端っこから紙をペリペリと剥がしていきます。ボスボス破らないのがポイントですね。そして、残ったのりなどは、水で湿ったスポンジでゴシゴシとりますね。全体に水をかけてタワシでゴシゴシ!なんて方法が手っ取り早いんですけど、障子が沿ってしまったら元も子もないですから。。。
②乾いたら、通風の悪い日陰で張り替えます。風通しが良すぎたら紙が飛ばされたり、のりが早く乾きすぎたりしますから。また、光が横から当っていたら最高ですね。障子を張った時に凸凹したところが見えやすいですからねぇ~。できれば、晴れた日より雨の日が良いみたいです。湿気があり、紙を貼りやすくのりの乾きが遅いからなんです。(私は部屋にブルーシートや新聞紙を敷いて行ってます。)
③そして、いよいよのりを塗ります。ハケで丁寧に障子の枠に塗っていきます(ワンタッチ糊が市販されているのでそれを使うと便利です)。そして、塗り終わったら、下(上)の位置を決めテープで仮止め。そして、下から上に伸ばすように貼ります。そして、長めの定規を用意して、カッターナイフなどで不要な部分の紙をカットします。(長さはあらかじめ計って切っておくと作業性は良いですが、若干長さが違ったりします。これもご愛敬?笑)
④貼り終わったら、霧吹きに水を入れ、紙全体を湿らせます。これ!大事ですね。こうすると、乾いた時に障子の紙がピンと張るんです。
⑤そのまま放置。ある程度乾くまでそのまま放置しますね。乾くまであまり動かさない方が賢明ですね。そうしないと紙が剥がれたり、破れたりする可能性が高いからです。
どうでしょうか?障子の張り替え。思った以上に簡単ですから、ぜひ、やったことが無い!という若い方も今年の大掃除でチャレンジしてみませんか?