久しぶりですかねぇ~。このコーナー。
なかなか自動車業界も厳しい時代ですが、「汗をかいて必死に動いているんだけど不景気でなかなかうまくいかないねぇ~」なんて声がよく聞かれます。行動しても成果につながらない?
今回のお題は『アウトプット』。つまり、具体的な成果を作りだす考え方なんてのをご紹介してみようと思います。
まず、相手に「今日1日は何をしましたか?」って質問をしたとします。
すると、概ね「今日はどこどこに行って、何をして、そして、事務所に帰って、何をして。。。」なんて仕事の種類や行動レベルの答えがよく返ってきます。自分は今日は忙しかった!なんてアピールにも聞こえる時もありますね。
まあ、間違いではないのですがこんな質問に変えてみたらどうでしょうか?
「今日は何をアウトプットしましたか?」
そうすると、う~ん!って考えてしまいますね。
たとえ、忙しい時間を切り裂いて会議に出席したとしても、発言などしなかったとすると、あなたは居てもいなくても一緒だったってことになり、アウトプット(成果)はありません。反対に、その会議で提案しその提案が支持されたとするとこれは立派なアウトプット(成果)と言えます。
アウトプットとは、やっている途中や予定なんてものではなく、一つの形、すなわち具体的な形になったものがアウトプットとなります。
ということは?
アウトプットとは、そのれにかかった時間や量、どれだけ苦労したか?汗をかいたか?なんてものは一切関係なく、結果(成果)すなわち成し遂げたものなんですね。
ですから、アウトプットを測定し、それをもとに立案、実行することによって、仕事が短時間で、要領良く行うことができれば、自分も会社も効率よく成果を上げられるようになるということです。
行動と成果。どちらが大事なんでしょうか?
汗をかいた量!で評価するより、出来上がった成果で評価する。そんな考え方がアウトプットなんですね。