ETC割引などがあり、ETC装着車が増えて、高速道路や有料道路を利用しやすくなりました。
ところで、このETCのバー。いつも、ゲートを通る時に開くかな?カード忘れてないよね。。なんてちょっぴり不安になるものです。
制限速度20Kmと書かれた標識がありますが、実際は、それよりも速い速度でもぶつからないような素早い反応を見せてくれます。
そこで、思ったのがどれくらいの速度で行くとバーに当たってしまうのか?なんてバカなことを考えてしまいまねぇ~。
ところで、「なぜ?速度が20km以下で」となっているのでしょうか?
今回は、ETCのバーについてちょっと調べてみることにしました。
料金所で前の車が支払いをモタモタしているところをみるとイライラしたりしますよね。それに比べ、ETCでの料金自動支払いはとっても便利です。なにせ、料金の支払いを待たずにスッと通れます。
しかし、このETCでトラブルが多発しているそうなんですね。
それは、カードを入れ忘れとか、カードの期限切れなどによって、バーが開かないうっかりミスによる事故なのです。
ETCを通過するときの「時速20km以下で!」っていうのは、バーが開かない!と思った時に停まることができる安全速度として設定されているそうです。ですから、この速度を超えるとバーが開かなかったらバーに激突!ってことになります。
また、もうひとつお考えください。
前の車がETCを通過しようとしたら「バーが開かない!」そこで、前の車がとる行動は???
そう!急ブレーキです。
その急ブレーキによるETCレーン内の追突事故が多発しているのです。ですから、時速20km以下に落とすことにより、これらの事故を未然に防ごうという呼びかけなのです。それと、充分な車間距離も必要ですね。
'09年の3月から、皆さん!お気づきですか?
バーの跳ね上がるタイミングが少し遅くなったと思いませんか?また、「遅く開きます」みたいな看板がでているところも見かけたことがありませんか?
これは、ゲートが上がるのを遅くすることによって、クルマの速度を落とさせ事故を防ぐ対策として行われているそうです。
いずれにしても、ETCレーンを走行するときは、いくら急いでいても、しっかり速度を落として、前後の車との車間距離をしっかり取り、バーが跳ね上がるのを確認してから通過するようにしたいものですね。
事故を起こしてからは、自分だけでは無く、高速道路を利用している皆さんに迷惑をかけてしまうことにもなりますので。。。
安全速度20km/h以下。守るようにしましょう!