今までなんとも気にしたことがなかったのですが、デジカメのメモリーカードを何気なく見ていてふと不思議に思いました。
それは、なぜ?メモリーカードは8GB、16GB、32GBと倍数で増えていっているのでしょうか?
10GB、20GB、40GBってなかんじで、10の倍数の方が解りやすいんじゃないんですか?
なんとなく中途半端な数で増えていくメモリーカード。なぜ、倍数じゃなきゃいけなかったのかをちょっと調べてみようと思います。
なんとなく予測もできそうですが。。。(笑)
メモリーカード。携帯電話やデジカメではよく使われていますが、先に述べたように倍数となっています。8MB、16MB、32MB、64MB、128MB、256MB。。。まさに倍数。
これは、デジタルの世界では「二進法」を使っているのが原因のようです。デジタルの世界での最小単位はビット。ですから、0か1しかない世界となります。つまり、YesかNoの世界で1か0しか表すことができないですよね。しかし、2ビットになると、この世界の組み合わせは、(0,0)(1,0)(1,1)(0,1)の4種類になるのです。そして、3ビットになるとどうでしょうか?そう!8種類の組み合わせが表せるようになります。このように、考えると倍数となっていくのでメモリーカードの容量は倍数となっているのです。
ビットの数が多くなるとバイトという単位になります。これは、8ビット=1バイトとなっています。なぜ?8ビットが1バイトになったのかというと、8ビットはすなわち256種類となり、この256種類でアルファベットの大文字や小文字、特殊記号がカバーできるということで、欧米人が8ビット=1バイトに決めたそうです。
1バイトの次は「キロバイト」これは、1~2~4~8~16~32~~~1024となった所、すなわち10回倍をしたところで単位が切り替わります。ですので「1024キロバイトが1キロ・バイト」になるということで、同じように「メガ・バイト」「ギガ・バイト」「テラ・バイト」へと単位が変わっていきます。
こんな理由でちょっとヘンテコな数え方になったそうです。メモリーカードの容量について、ちょっとスッキリしました(笑)