枝豆の言えば、湯がいて塩を振って。。。
そして!ビール!ですよね。ビールのつまみとしては、王様クラス!って言えるぐらいメジャーです。
では、その枝豆。どんな豆なんでしょうか?
皆さんはご存じですか?
あまりにも簡単な質問なんですが、当社の若いスタッフが知らなかったので、思わずネタにしました(笑)
◎ 枝豆の正式名称(笑)
枝豆とは、文字と同じように枝になった豆、その豆を茹でたものをこう呼びますよね。
実は、枝豆の豆は「大豆」なんです。そう!豆腐とか味噌とか醤油とか納豆とかで使われている大豆なんですねぇ~。
その大豆は種をまいて、約5ヶ月で収穫されます。しかし、枝豆は収穫される前である約3ヶ月ぐらいたった若いさやに入った豆をそのまま収穫したものなんですね。ですから、皆さんご存じのあの枝豆の形になっているのです。収穫時期には絶妙なタイミングが必要なんだそうですが。。。
◎ 枝豆の分類
ならば、枝豆の出荷時の分類は何になると思いますか?
豆?残念ながら豆として扱われていないようです。その枝豆の分類としては、「野菜」。なんと野菜として分類されているのです。これにはちょっと私自身もびっくりしましたねぇ~。
◎ 枝豆と大豆の栄養素
大豆には、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。しかし、枝豆にはこれと同様の栄養素が含まれているのですが、さらに!ビタミンAとビタミンCも含まれているのです。枝豆の場合、茹でると失われやすいビタミンCは、さやがガードの役目を果たし、失われる量は10%程度となっているのも特徴でしょうか。枝豆に含まれるアミノ酸は、疲労回復や胃の粘膜の再生を促したり、血管を広げ血液の流れをよくする効果もあります。まさに!ビールを飲むときのつまみとしては抜群な付け出しでもあるんですね。
こう考えると、酒のつまみとして「とりあえず!枝豆!」なんて言うのは体にも良く、本当に理にかなったお酒の時の第1品目と言えるのではないでしょうか。。。
◎ 大豆の伝来
大豆は中国の北方原産とされているようです。そして、その大豆が日本に入ってきたのは弥生時代だそうで、ほぼ稲作の伝来と同時期だと言われています。
そして、すでに枝豆として食べられるようになったのは奈良時代「枝なり豆」というもので、その時にはすでに茹でて食べられていたとか。。。とすると、ビールが飲まれるようになる時代のずっと前から、日本人は食べていたということになります。
その歴史の古さにもちょっと驚きですね。