一番風呂に入る順番は、一家の主、そして長男~で最後はお嫁さん。という風習が昔の日本の男尊女卑が強かったころは定説でしたね。
しかし、最近は大きく変わって、娘が1番!なんてご家庭も多いのではないでしょうか?「お父さんの後になんか汚くて入れない!」なんて散々に言われたりして、お父さんの威厳も無くなってしまいそうです。
皆さんのご家庭はどうでしょうか?
まあ、1番風呂に入ったからエライ!なんてことではないんですが、なんとなく淋しく感じられる今日この頃です。(笑)
しかし、よく考えてみると「さら湯は身の毒」なんて昔のことわざもありますよね。これは一体どういうことなんでしょうか?
今回は「1番風呂に入る!」という題でご紹介してみます。
◎ 1番風呂
1番風呂(さら湯)は、抵抗力の弱まっている高齢者にはあまり好ましくないお風呂の湯だと言えるそうなんです。さら湯は不純物が少ないので、体の持っているカリウムやナトリウムなどの電解質がお湯に出ていきやすいので体に負担がかかってしまうそうなんです。ですから、どうしても1番風呂!に拘る方は、入浴剤などを入れて入浴されることをお勧め致します。
さらに、当然、1番風呂はお湯の温度も高くなっていることが多く、熱いお湯にはいると血圧が上昇する為、脳卒中などを引き起こしてしまう場合があるそうなんですね。入浴する時の温度も大切ですね。1番風呂の冬の浴室はまだ温まっていないので、その温度差にも気をつけましょう!
う~ん!考え方を変えて言えば、娘が1番風呂に入る!っていうことはある意味親孝行なのかもしれません。って言うのは都合の良い考え方でしょうかねぇ~。
その他には、「健康のために1番風呂を譲る!」というのはちょっと言い過ぎでしょうか?(笑)
しかし、父親の威厳が地に落ちて言っているような感じを受けるのは私だけでしょうかねぇ~。