CPNの走行会でお邪魔した伊万里市にある「松浦一酒造」のお酒で、大吟醸 松浦一 というお酒がありました。そのお酒が第94回全国新酒鑑評会で金賞を受賞していました。
そこで、ふと思ったのですが、この金賞を見事受賞している「大吟醸 松浦一」というお酒がどれくらい凄い賞をもらったのか?それと、どんな風にして選ばれるのか?また、そもそもこの金賞というのは一体なに?
そんな疑問をちょっと調べてみることにしました。
まず、日本酒のラベルには公的機関から受賞したことを表記することができるそうです。
何か「金賞受賞!」なんていうと私はモンドセレクション!って思ってしまいますね。(ちなみにモンドセレクションは公的なものではなく、民間団体が行っています)なにやら「日本酒部門」というものもあるとか無いとか。。。
その中で、日本酒の評価される公式の評価を下すのが、独立行政法人「酒類総合研究所」と「日本酒造組合中央会」が共催するものです。
その中でメインな品評会が毎年4月から5月にかけて醸造試験所で開催される『全国新酒鑑評会』なのです。その第94回大会で「大吟醸 松浦一」が選ばれたと言うことになるんですね。
その他には、地方国税局主催の「清酒鑑評会」や「酒類鑑評会」も公的な審査といえるのだそうです。ちなみにこちらは年2回開かれるそうです。
「全国新酒鑑評会」は、酒蔵の吟醸酒のコンテストで、評価は専門の鑑定官によって行われます。官能審査(利き酒)と科学分析とによって行われるそうです。この評価が高かったものが金賞として授与されるということになるそうです。
「清酒鑑評会」や「酒類鑑評会」は、年2回の開催とされ、春は新酒、秋は熟成したお酒によって競われます。評価方法は全国新酒鑑評会と同じなんだそうです。
その他にも、地方公共団体が主催するものもあるそうで、これも国税局に準じた方法で審査しているんだとか。。。
まあ、日本酒の金賞といってもいろいろな鑑評会があるということになりますね。金賞をどの鑑評会でとったのかをそんなお酒にであったら確認してみても面白いのかもしれません。
ただ、とりあえずCPNの走行会でおじゃました「大吟醸 松浦一」は、日本で一番メジャーな「全国新酒鑑評会」で、みごと!金賞を獲った日本酒だったんですねっぇ~。
こりゃ~美味しかったハズですねぇ~!
今頃、気づきまして松浦一酒造の会長さま。ほんと申し訳ありませんでした。