山葵(わさび)。お刺身を食べる時の必需品?ですよね。
皆さんは、お刺身を食べる時に山葵をどんなふうにしますか?
①醤油の入った皿に山葵を溶かし、お刺身を醤油につけて食べる。
②お刺身に山葵を直接ちょっとだけのせて食べる。
恐らく答えは、この2通りのどちらかではないでしょうか?
では、どちらが良いのでしょう?どちらがおいしく食べられるのでしょうか?
今回は、こんな疑問をちょっと調べてみました。
う~ん。五島の漁師の息子として育った私には、「どっちの答えも正解じゃないのか?」って思います。
通の方の話では、②の山葵を刺身につけながら食べる!って方法を力説されます。これは、山葵を醤油に溶かしこむと、山葵のツーンとしたあの匂いが醤油で消されてしまい山葵の味も損なうという理由があるようです。ショウガの場合は、醤油につけてもショウガの薬味は持続するので、ショウガの場合はOKなんだそうです。まあ、確かにコダワリがある!って周りから見られたいならこの方法をお勧めしますね。「いちいち山葵」って言うそうです。(笑)
皆さんはどうですか?①は庶民的な食べ方。②は、通の食べ方。なんてことになるのでしょうか?
私の場合は、正直言って①と②の中間の方法で食べていますね。なぜかって?醤油に山葵を入れて溶かしても、充分に辛味はありますよね。返って全体的に山葵が効くような気がします。全体の生臭さもなくなりますよね。しかし、山葵を全部は溶かさないで、山葵を半分だけ皿の端っこに残しています。そして、お刺身を山葵醤油につけたあと、残してあった山葵にちょっとつけて食べるって方法です。(笑)
あくまでも個人的なやり方ですかねぇ~。
醤油に山葵を溶かしたからって、食べていて、辛味が無くなった!なんて経験がないですね。また、カツオの刺身をショウガではなく刺身で食べるとすると、この方法の方が私には美味しく頂けますねぇ~。
と言うところで、専門家に聞いてみることに。すると・・
「どちらでも構いませんよ。お好みでお使いください!お客さんが一番おいしい!って思う方でいいんじゃないんですか?」だそうです。どうやら、こうやって食べろ!なんて決められたマナーのようなものは無いようです。
これは、答えになってないですね。まさに、私と同じ答えでした。(笑)
結局のところ、「お好みで!」っていうのが答えなんですね。しかし、通の方たちとお刺身を頂く場合は「ちょこっと山葵」をお勧めします。なぜかって?それは、漏れなく山葵のウンチクがプレゼントされるからです。(笑)
それと、お刺身と一緒に出しているツマ(千切りの大根、青じそ、黄色い菊など)は、「お刺身を頂く際の口直しとして添えているので食べてくださいね。」という答えが追加で返ってきました。皿に盛っている食品は食べてOKなのです。