旅客機に乗った際の離着陸の時に気付いたことですが。。。
携帯電話は別として、ゲームやパソコンを禁止しているのは、「離着陸の際の危険に関して乗客に注意を怠らないようにする為だ!」と以前ご紹介しています。
ならば、機内の電気はなぜ消すのでしょうか???
ゲームやPCのように、本を読ませないため?消費電力の節約?計器に対する電気関係?
いろんな疑問が出てきます。今日はこの疑問をサクッとご紹介します。
観光バスや路線バスなどの夜間走行では、「乗客の安全の為」ということで、車内の電気をつけて走行していますよね。もちろん旅客機も飛行中は電気をつけています。しかし、旅客機だけは離着陸時にはかならず機内の灯りを消しますよね。お気づきでしょうか?
では、なぜ?旅客機は離着陸の際に灯りを消すのでしょうか?
それは、簡単に言うと『乗客の安全の為!』ということなんだそうです。どういうことかと言うと、トンネルを考えてみると解りやすいと思います。
昼間に急に暗いトンネルに入ると目が暗闇に慣れるのに時間がかかりますよね。その為、トンネルの入口付近では中心部より灯りの数が多く、出来るだけ外との明るさの差を無くし、目が慣れるようにしています。また、夜は照明の数を少なくなっています。
旅客機でも考え方は基本的には同じなのです。
危険を伴う離着陸時、もしものことがあった時の為に「乗客の目を馴らしておこうという安全への配慮」から、機内の灯りを消しているそうなのです。
旅客機の安全に対する姿勢は、携帯電話やPCなどだけではなく、こんな誰にもわからないような乗客への安全の配慮であるということですね。改めて感心しました。