20年ほど前までは、午前0時までに流すのが間に合わない!って焦るくらいに大波止から県庁坂、また駅前からの道ではごった返していました。
道端では、余りの待ち時間の長さに酔っ払ってベロンベロンになった人たちが寝ていたり。。。(笑)
爆竹のカスも雪のように道に降り積もった感じで、凄かったですね。
深夜には、清掃車が朝までかかって爆竹のカスや花火のカスなどで一杯の道路を掃除していたものです。
「翌朝!道を見て綺麗になっているのに驚いた!」なんて記憶がある方は多いことでしょう。しかし、最近は、午前0時頃には清掃がすでに完了している!って感じです。
確かにここ数年、午後9時半時頃にはすでに精霊流しは終焉ムードが漂ってきます。
船の大きさも制限が出来ましたが、大型の精霊船の数が減り、小型の精霊船や自治区での合同の精霊船も多く見られるような気がします。
『ながさきぶらぶら節』では、「盆祭り」と表現されてる長崎独特の精霊流しなのですが、そんな情緒も景気にはなかなか勝てないものだと再認識させられた一日でした。まあ、本来の目的は初盆を迎える故人をお送りする為のものなんですが。。。
こんな精霊船もありました。
ちょっと変わってて、いい感じですね。船乗りさんかもしくは船を所有していた人なのかは解りませんが、アイデアたっぷりの船です。(浜口町)