髪の毛には、いろいろなウワサがあります。
例えば、「白髪を抜くと増える!」とか、「帽子を被っているとハゲる!」とか。。。
本当なんでしょうか?どうなんでしょうか?
今回は、そんな髪の毛にまつわる都市伝説?(笑)をいくつか検証してみたいと思います。
◎ 白髪を抜くと白髪が増える
まずは、なぜ白髪になるのか?と言うことが重要ですね。それは、毛根に本来あるべきメラニン色素を作るメラノサイトという色素細胞が消失してしまうことによって出来る毛髪なんだからだそうです。これは、一種の老化現象とも言えますね。その他、ストレスが原因の場合もあります。
メラノサイトの消失は、そもそもそれぞれの毛根でおこるので、抜いたからその隣の毛根に影響するということは無いそうなのです。それよりも、抜き続けることにより、毛根が傷み、生えなくなってしまいますので、髪の毛が気になりだした方は特にご注意ください。ハサミで切るってのが良策のようです。
ですので、「白髪抜くと白髪が増える」ということはないと言えるでしょう。
◎ 帽子をかぶるとハゲる!
これもよく耳にしませんか?どんな帽子をかぶるか?ってことも要因ではあるようです。
例えば、頭を少し締め付けるような帽子を毎日かぶると頭の毛細血管を圧迫するので、血流が悪くなり脱毛してしまうということが考えられます。
それならば!ということで、頭に緩めの帽子をかぶったら?って思いますよね。確かに緩めの帽子では、毛細血管の締め付けがないですが、長時間かぶるとどうでしょうか?長時間かぶることによって、風通しが悪くなり、頭皮が汗で蒸れた状態となり、湿気が溜まり、雑菌が増えるって構図になります。この辺りが問題なんですね。ですから、どうしても帽子などをかぶらないといけない職場の方々は、休み時間などは帽子やヘルメットを脱いで、頭皮の風通しを良くして蒸れないようにしてあげることが必要なんだそうです。
通風と清潔。これが、帽子をかぶる際には気をつけなければならないことなんですね。
食事や室内に入った時は帽子を脱ぐ!という習慣も必要ですよ!最近の若者諸君!(笑)
と言うことで、この「帽子をかぶるとハゲる!」説は、ある意味「アタリ」の説でした。
◎ 妊婦はパーマをかけたらいけない!
この教訓?は、妊婦さんの体調を考えた上で言われだしたのではないかと考えられるそうです。
なぜならば、パーマ液やカラーリングなどの薬剤は、お腹の子供に影響があるとは考えにくいからだそうです。恐らく、長時間同じ姿勢で座り続けたりすることにより、体に負担がかかったり、妊娠初期は特に、ホルモンのバランスが崩れているので、薬剤にかぶれやすいとも考えられるそうだからです。また、独特のパーマ液の臭いによって気持ち悪くなったり。。。
そんなデリケートな妊婦さんに対する思いやりから出た言葉ではないかと考えられているようです。
妊娠後期になると、洗髪のときの体制やらなにやらで非常に大変です。ですから、妊娠中期ごろがもしパーマをかけるのには適した頃なんだそうです。男にはよくわからないことですねぇ~。
ということは、この説は妊婦さんの体のことを考えて生まれた言葉ということなんでしょう。
いかがでしょうか?いろいろと昔から?言われている言葉。今後、ちょっとしたシリーズ化を狙ってます(笑)ご期待ください。