アクセスマップ

プジョー長崎

住所〒859-0401
長崎県諌早市多良見町化屋1870
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TEL0957-27-2233

営業時間10:00-18:00 

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日 (但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法*多良見IC・長崎バイパス(多良見)を出て諌早方面へ車で約5分。
もしくは諌早ICから、長崎方面へ車で10分。
(国道34号線沿い)

*JR喜々津駅から国道長崎方面へ徒歩5分。

*慈恵病院バス停

スタッフブログ

ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】

[2009/07/22]L'avis du lion.【ライオンの囁き】   Club PN
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
若松郷を前回はご紹介しました。

今回は、長崎港からの中通島の玄関口である新上五島町奈良尾郷(旧奈良尾町)をご紹介いたします。以前、ご紹介しましたが今回はちょっと違った角度でご紹介いたします。ちなみに、上記写真は、米山展望台から見た「奈良尾の全景」です。入り江のところに出来た町が一望できます。



◎ 奈良尾町の歴史

奈良尾町の歴史としては、定かなものは無いそうで、西暦1596年頃に紀州広浦(和歌山県広川町)の漁師達が、飽和状態となりつつあった瀬戸内を離れ、この地にカツオ釣りに来たことが由来であるという説が有力なんだそうです。

その後、この町は漁業の町として発展を遂げ、明治4年に役所が岩瀬浦から奈良尾へ移り、昭和18年に町制を施行し、昭和20年代に人口のピークを迎えています。

そして、その後は黄海・東海などの新漁場を開拓、漁耮機器の近代化を図り、昭和57年においては、年間303億円の最高水揚げを記録しています。西日本屈指と言われた大中型まき網船団(11社24ヶ統)の基地としても全国にその名を轟かせました。

近年では、漁業に対して逆境の風が吹く中、県下初のトライアスロン大会の開催や海外・全国各地との交流など、観光という第二の産業を主に力を入れている町へと変化しようとしています。

(参考:奈良尾ターミナル モニュメント紹介文より 一部抜粋)
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
町の説明はこれくらいにして。。。

まず、奈良尾港で迎えてくれるの奈良尾ターミナルです。(当然ですか。。笑)

そのターミナルにアジのモニュメントがあります。

奈良尾港ターミナル前モニュメントこのモニュメントは、町制施行60周年を記念すると同時に、翌年の上五ヶ町合併による新上五島町の誕生を記念して作られています。このモニュメントに対する想いは、これまでの奈良尾町勢の歴史と誇りを永遠に記し、後世に伝えるものなんだそうです。

それと、もう一つ!ここのバス停を見てください。小長井町の「くだもの」、崎戸町の「あらかぶ」に続く?変わり種バス停でしょうか?波があしらわれていますね。

ホント!五島らしいと思います!(笑)
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
その奈良尾町ターミナル内にある「まき網漁の模型」です。

遠洋まき網漁業(模型)これは、旧奈良尾ターミナルに展示していた物です。

この模型は、実際の漁の様子がすごく解りやすく作られています。巾着船ですので網でぐるりと魚の大群を囲い込み、下をキュッと絞って魚をとります。獲れた魚を運搬船へ積み込むという作業が一目瞭然ですね。

模型の船が本格的な造りなので驚きです。

遠洋まき網漁業とは?

↑ 画像クリックで拡大します。
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
奈良尾と言ったら、国の天然記念物『あこうの樹』これは、前回、ご紹介していますね。

樹齢660年とも言われていて、日本で一番古いあこうの樹なんですね。それが、神社の入り口を跨ぐように生えていて、自然界が作った鳥居のようです。(相変わらずデカイ!)

あこう樹全景地元の方にお伺いしたのですが、昨年、このあこうの樹で不思議な出来事が。。。

それは、鳥の羽のような綿毛がこのあこうの樹から、そよそよと舞ったそうなんですね。

その綿毛が何なのかは今でも不明のようです。

ここで生まれ育った地元の方も、そんな現象は初めて見たとか。。。

何かの前触れなのでしょうか?

一節には、「鳥の羽だったのではないのか?あまりに大きな木なので、鳥がどこかに巣を作っていたのでは?」なんて話もありましたが、実際に、そんなにたくさんの綿毛みたいなものがでるのでしょうか?

今でも、謎だということです。

石垣を突き破って生えるあこう樹の根

左の写真は、隣の駐車場の壁をも打ち破っている根。

生命力の強さを改めて感じますね。
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
米山展望台

この展望台までは、ほとんど上まで、クルマで行くことができるのです。あとちょっとで頂上と思ったところで駐車場がありました。

その駐車場から、約5分ぐらい階段を登ったぐらいのところにこの展望台があります。ちょっとした運動になりますね。なかなかの階段でした。(笑)

ここから見た『五島列島』の景色は、なんとも言えないぐらい素晴らしいものです。登って来た疲れなんて一気に吹っ飛んじゃいます。

もうひとつ、驚いたのが「カラス」。羽がつやつやとしていて、長崎市内の烏とは美しさがちがいます。真っ黒!カラスが綺麗だ!と不思議に思ってしまいましたね。


ここからは、奈留島や福江島が見えます。
ここからは、奈留島(野茂のおばあさんがいます。笑)、遠く福江島までも見ることができます。また、若松大橋なども見れます。条件があれば、長崎だって見えちゃうそうです。(驚)

どこまでも青い海。深い緑。それぞれから織りなす景色は一見の価値アリです。

ここには、双眼鏡も設置されていますので、ぜひ覗いてみてください。

素晴らしく澄んだ海や空が鮮やかに見えます。感動ものですよ!
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
五島うどんです(笑)ちなみに、奈良尾バージョンでしょうか。。

上五島の五島うどんとちょっと違った味付けとなります。上五島の五島うどんは、アゴ(トビウオ)出汁ですが、奈良尾はこのアゴを使いません。魚臭さを嫌ってのことでしょうか。

また、ちょっと甘めの味付けされた出汁でしたね。その甘めの出汁と五島うどんならではの細い麺。この組み合わせが食べやすく、そして麺に出汁が絡みつくため、本当においしい!一度、食してみてはいかがでしょうか?(あこう通り:西海食堂がお勧めです。笑)
ライオンの旅 【新上五島町Vol.2 奈良尾郷】
ご紹介しだすと、キリがありませんね。

その他にも、奈良尾温泉センター(塩水の温泉です。五島らしいですね!)という宿泊施設や、つたや旅館などの宿泊施設もあります。

奈良尾ターミナル近くにレンタカー屋さんもあります。

新上五島町には、隠れキリシタンの教会や海水浴場、歴史的なものなどを堪能したあとは、奈良尾温泉センターで五島の島々を眺めながらゆっくり温泉に浸かり、疲れを癒す!そして、海の幸を食し。。。なんて凄く贅沢ですよねぇ~。


新上五島町のその他の町は、またの機会にでもご紹介いたします。