地球。太陽系で唯一「生命体」が存在する星。
なぜ、地球にしか生命体が存在しないのでしょうか?反対に言うと、なぜ?地球だけ生命体が存在することが出来たのでしょうか?
答えは「水」。他の星に無くて地球にあるもの。それが、液体の「水」の存在だったのです。
たとえば、タンパク質からなる体とDNAという巨大分子を遺伝子に用いる人間などの動物にとって「水」というものは絶対的に必要なものです。地球は、その「水」が豊富に表面が覆われています。(他の太陽系の惑星はそんなことはありませんよね。)
水は、皆さまご存じの通り!摂氏0℃~100℃の間だけしか液体として存在することができません。ここがポイントですかねぇ~。太陽と地球との距離や、公転軌道半径などの偶然が重なり、この水が液体でいることができる温度条件を満たしているのです。
また、公転軌道半径や太陽との距離だけで決まる訳ではありません。それだったら、月や金星にも生物がいてもおかしくありませんよね。そこでもう一つ大切なものが大気。その中でも「二酸化炭素」も関係しています。その惑星の大気に二酸化炭素が大量に含まれていると、温室効果によって水星~火星までは水が存在することができるそうなのです。しかし、よく火星人?とか言われていましたが、実際問題として火星は小さすぎて十分な大気を纏うだけの重力が無かったそうなんですね。ですから、地球が太陽系では唯一の生命体が生存することができる星ということになるのです。
そんな微妙なバランスの中で私たちは存在することが出来ているんですね。私たちの住むこの地球は、様々な偶然が重なりあって出来る賜物なのです。