*音が出ます。ご注意ください。
Vol.2です。今回は2日目に行われた走行会です。
1日目はPeugeot308CCの装備などのお勉強をしました(笑)
2日目はいよいよ試乗会です。念願の308CCを猫並びで走らせました。空気も澄んで、自然いっぱいの軽井沢。ちょっと風が強かったですが、それでも少しヒンヤリとした空気が非常に気持ちよく、まさにオープンカー日和でした。
目の前に!308CCがズラ~り!嫌でも心が躍ります。
私達が乗車したのは、最後尾の308CC。色はシャークグレー。一番最後からついて行きます。
前方にいるのはパールホワイト(新色)のCC。後ろからみても本当にカッコイイですよね。白だけあって、装着されているリアガーニッシュが厚みのあるトランク(リアエンド)をバランスよくスポーティーに見えるようなデザインとなっているのがハッキリとわかります。
このリアガーニッシュの装着は大正解ですね。
トランシーバーでスタートのコール!
そして、ホテルを出発します。第1班がスタート!
そしていよいよ私たちの第2班がスタートします。
後ろからみる308CC。。。
カッコイイ!LEDのブレーキランプが角度が違うと、違った光を放つのが印象的です。
「肝心の走りはどうか?」というと、試乗会で308CCの試乗する前には「EP6DTのエンジンが車両重量にどうやって対抗するか?」ということに非常に興味がありました。
出足こそ若干ハッチバックより重さを感じますが、これと言って「もっさり」という感じはなく、不満なくスルスルっと走り出します。
EP6DTの140psとAL4とのマッチングはほどよく走る楽しさを演出してくれました。現在では、多段化するATのミッションが当たり前と言われる中、本当に「ATは4速で充分だぁ~」と改めて認識させられましたね。
そして、アクセルを蹴っ飛ばしてみると、4速ゆえの各ギアの引っ張りに対するターボの伸びが非常に心地よく感じ取れ、コーナーを曲がるたびに運転する楽しさを演出してくれます。「多段化されるミッションは運転する楽しさとは無縁ではないのか?」とさえ思わせる満足できる走りとなっています。
正面には浅間山。日本の山100選にも選ばれています。雄大な山を見ながらの試乗会。う~ん!これは贅沢?(笑)
そして、ちょっと山道へ。。。
右に左に曲がるコーナー。オープンカーとは思えないボディー剛性に驚き!ボディーがほとんどヨレないのです。
天井が繋がっていない分、どうしても仕方が無い分野であると思っていた私は、このボディー剛性には本当に驚きましたね。そして、やっぱりプジョーはコーナーをクリアする楽しさでしょう。これは、プジョー独特の猫足っぽく「いなす感じ」と、しっかりと路面を捕まえている感じが、Peugeot307CCよりさらに数段向上し、進化を遂げているのです。
ほんと!ハッチバックタイプと全く同じ様に、思ったところにスッとノーズを運んでくれるのです。
また、風切り音。風の巻きこみ。。。これにも驚きです。
風の巻きこみも少なく、風切り音もほとんど聞こえません。プジョーのオープンカーを作る技術には脱帽ですね。
道の継ぎ目でしょうか。上下動する車体の揺れが、全体的にローリングするような揺れを出してしまう国産車とは違い、自然なタテ揺れのみに抑えたしっかりとダンパーやスプリングを感じることができるのです。
その上下動は、プジョーらしく一度で収めてくる揺れや、お釣りがこないコーナーリングを実現し、自然にかつ正確に計算された猫足、プジョーの意図を感じます。
「本当にオープンなんでしょうか?」そんな思いを感じさせてくれる足回りはさすがプジョーと言わざるおえない素晴らしい出来ですね。これも、ボディー剛性の高さから生まれてくる賜物なのでしょう。
日陰に入ると、やっぱりまだ軽井沢はスッと寒さを感じます。しかし、新機構のネックウォーマーが首筋を温めてくれるのと、標準装備のウィンドデフレクターを装着しているせいで、風の巻きこみも軽減され快適に走ることができました。
一発の速さは無いものの、本当の意味での必要十分なエンジンパワーと言えます。
「4速ですけど何か?」と言ってしまうエンジンとマッチングした4ATのミッション。どれをとっても楽しいCCであることには違いありません。
「MTは無いの?」って思ってしまう私はへそ曲がりですかねぇ~(笑)?
Peugeot308CCは、ホント!そんな気にさせてくれるクルマであることに間違いありません。間違いなく!お勧めのオープンカーです。
「こんなオープンを待っていた!」
なんて言うのは大袈裟な表現ではなく、ホントの私の感想なのです。
こんなものを作ってみました。(笑)
天井が動く様子です。
ドライバーチェンジをし、一路ホテルへ。。。
Peugeot308CC。
それは、クルマの運転する楽しさ、風を感じる楽しさ、そして何より所有する楽しさ。
「その一つ一つが軽井沢の街と一体となる。」そんな気にさせてくれたプジョー308CCの走行会でした。
次回は、ちょっと猫足探偵だぁ~ん!シリーズでしょうか?(笑)
ちょっと時間があったので、軽井沢を自転車で一回りしてみました。素晴らしい軽井沢をご紹介したいと思います。
何しに行ったの?って聞かれると、「観光」と思わず言ってしまいそうな私は一体。。。
すみませんでしたぁ~(笑)