長崎。
山と島が多く平野が少ない為、他県のような大きな川は存在しません。その代わり、海岸線の長さが北海道(北方四島含む)に次ぐ日本第2位という海に囲まれた「海洋県」なのです。
そこで質問です!
長崎県で一番長い川はいったいどこの川でしょうか?
今回は「川」の雑学でしょうかねぇ~(笑)
と言うところで、長崎県の川の長さベスト10をご紹介します。
1位 本名川(28.0km)H20.4.25 河口部延伸(旧21.1km)のため。諫早市
2位 佐々川(21.9km)佐々町・佐世保市
3位 相浦川(20.1km)佐世保市
4位 川棚川(19.4km)川棚・佐世保市、5位 郡川(15.9km)大村市、6位 一の川(15.3km)五島市、7位 鰐川(14.6km)五島市、8位 雪浦川(12.91km)西海市、9位 飼所川(12.87km)対馬市、10位 千々石川(12.7km)雲仙市
いかがでしょうか?お近くにある川がありましたか?長崎市の浦上川(9.364km)は残念ながらベスト10入りを逃しました(笑)
それでは、日本で一番長い川は?これは皆さんご存じですね。
新潟県(長野県内では千曲川)「信濃川」。
長さはなんと!367km。
九州で一番長い川は?
これもご存じ福岡県の「筑後川」で143km。
その長さと、本明川の長さを比べてみると、そのスケールの違いが解りますね。
まあ、島が多い長崎県ですので、地形的にも当然のことだとは思うのですが。。。
◎ ちなみに、日本一短い川はご存知でしょうか?
◎ 塩川(スガー)
海までの流れを持つ独立した水系の河川では、沖縄県本部町の「塩川」が日本一短い川となります。沖縄本島の東シナ海に面した本部半島西岸にあり、なんと川幅は約4m、水源から海まではわすが約300mほどの小さな川なんだそうです。
塩川は川の水が塩辛いそうで、水源では海水とほとんど同じ成分の塩水が湧きだしていて、海藻類も生え海棲プランクトンが成育しているそうなんです。なぜ、塩水が湧きだすかは今でも解っていないそうです。地元では「スガー(塩が流れる川)」と呼ばれているそうです。
このような河川は、世界でもプエルトリコ島(西インド諸島)に見られるだけの珍しいもので、1972年に国の天然記念物にも指定されています。
支流を含めた河川(法定河川)では?というと。。。
◎ ぶつぶつ川
2008年に2級河川に指定されている和歌山県勝浦町の「ぶつぶつ川」。名前も面白いですね。そして全長は、なんと!たったの13.5mなんだそうです。
(これは果たして川なのか。。。疑問)
名前の由来はというと、川底からふつふつと水が湧き出てくるからなんだとか。この湧水は水質検査でも飲用水としてパスするぐらいの綺麗な水なのだそうです。さらにギネスブックにも申請中とか。。。これも少し笑ってしまいました。
でも、夢があっていいかも。。。