奈良尾にある観光の中でも自慢すべきものは、まずアコウの樹。
奈良尾神社に通じる道を、まるで天然の鳥居の如く、跨ぐように生えています。
その下を潜ると長生きするとか。町中にそびえるアコウの樹の姿には圧巻です。このアコウの木は、樹齢650年ともいわれ、日本で一番大きい「アコウの樹」。昭和36年に国の天然記念物にも指定されている立派な木なんです。平成2年には、新・日本名木百選の木にも認定されました。
幹まわり約12m・高さ約25m。地上約7mのところから支柱根がわかれています。
私的には、この神社の境内で、夏休みはラジオ体操をしてました。懐かしい思い出です。
当然ながら、五島というと「海」。奈良尾には高井旅海水浴場(TOP画像)という自慢すべき砂浜があります。小さい頃は、さくら貝をよく拾ったものです。その他にもたくさんの貝殻。
この海水浴場は、同じ五島の福江島にある高浜海水浴場(日本一の海水浴場に選ばれた)を抑えて、長崎県で一番きれいな海水をもつ海水浴場に選ばれたこともあるのです。上五島では、蛤浜と二分する人気です。今では、トライアスロン大会も開催されており、マリンスポーツなども楽しめるような施設もあります。
米山。この米山の展望台からは、素晴らしい五島の景色を見ることができます。朝日が海から上り、夕日が海へと沈んでいく。そんな時を忘れてしまうような素晴らしい五島の風景が楽しめます。
また、奈良尾には温泉もあります。宿泊施設も整った奈良尾温泉センターでは、塩分をふんだんに含んだ温泉があります。この温泉は、五島の海の自然を育み、潮の香りがします!
旅館に泊まって、五島ならではの魚料理を食べて、温泉につかり、ゆっくりと時間が過ぎていくのを感じるようなそんな町。皆さん!夏の思い出作りに新上五島町の奈良尾を訪れてみてはいかがでしょうか?奈良尾だけではなく、中通り島には隠れキリシタンの教会や日本三大うどんの五島うどんもあります。
次の機会にでも、奈良尾の町民の方々の漁業の歴史や生活をご紹介します。