日本人で麺類が嫌い!って言う方はどれくらいいるんでしょうか?殆ど聞いたことがありません。
日本古来のうどん、そば、ひやむぎ、そうめん、そして、スパゲティー、ラーメン。。。数えればキリがありませんよね。
そこで、ラーメンとうどんの麺の違いはいったいなんでしょう?
それらの麺は、同じ小麦粉から作られていますよね。しかし、その麺は間違いなく違いますよね。
同じ小麦粉から作られているのに、一体どうしてこんなに違うのでしょうか?
今回の「為になるの?こんな雑学!」では、ラーメンの麺とうどんの麺との違いをご紹介します。
ラーメンは、インスタントラーメンなど人気が非常に高い麺類ですよね。インスタントラーメンは、年間に約50億食以上も食べられているとも聞いたことがあります。
ラーメンの原料はもちろんうどんと同じ小麦粉で作られています。しかし、小麦粉に食塩と水を加えてこねるうどんに対して、ラーメンの場合は、「梘水(かんすい)」というアルカリ液(炭酸カリウムなどが主成分)が使われています。これが、ラーメンの麺の独特の匂いと黄色い色と縮れとなっているのです。アルカリの作用で小麦粉を黄色く変色させ、ラーメンのこしが強くなっているそうなんですね。
最近といっても随分前からなんですが、添加物を嫌う消費者の為に、この梘水を使わずに食塩と卵黄をつかってつなぎにし、熟成に時間をかけ、こしのある麺に仕上げるといった方法も使われているようです。