夏至は、毎年6月21日頃なんですが、今年も本日が夏至となります。
夏至と言えば、昼間が1年で一番長い日ですよね。ちょっと得したような1日を感じることができます。
ところで、1年間で一番太陽の光に照らされている日なのに、なぜ一番熱い日にならないのでしょうか?
今回のライオンの夜空では「夏至」をご紹介いたします。
夏至がなぜ一番暑い日にならないのかは、1日の気温の変化を見てみるとなぜなのか?の答えが出てきます。
1日の中で、一番太陽が高い位置にあり、日照量が多い時間はというと、当然!正午と言うことになります。しかし、一番気温が高くなるのは午後の2時頃ですよね。と言うことは、地球の大気の気温は、地表が温められてもすぐには温度が上がらず、少しづつ時間をおいて上がってくるということになりますよね。それは、風などにより空気が混ざったり、地面に溜まった熱が吐き出され?たり、いろいろな作用があると考えられます。
ですので、夏至の頃の地面や大気がゆっくりと十分に温められて、梅雨の明ける頃の7月中頃か8月にかけて、夏という季節になるのです。
大気がもしなかったら?
例えば、月の例でご紹介すると、ゆっくり温まるということはないそうです。太陽に直面する昼?の部分においては、摂氏100℃近くまで上がり、夜になると摂氏-100℃までも下がってしまうそうなんです。
地球温暖化などの問題も多く囁かれる大気は、こんな役割も担っているんですね。