江戸時代の鎖国の時に!なんて言いたいところなんですが、日本で最初にハムを製造したのは、なんと!以外に遅く、明治に入ってからとのことで、長崎市大浦の片岡伊右衛門が、アメリカ人の「ペンスニ」と言う方からハムの製造方法を学んでいます。そして、明治5年(1872年)11月に、日本で初のハム工場を建設し「ハムの製造」を行ったそうです。そして、札幌や鎌倉で製造されるようになったとこのと。
しかし、もう一つの話もあります。(文献としては残っていないようです)
同じ明治5年に松田雅典がハムの製造に着手し、明治天皇が長崎に巡幸した際に自家製ハムを献上したという話もありました。
どちらが先なのかはよくわかりませんが、いずれにしても長崎が日本で初のハム製造の発祥だったことと、明治5年には間違いがないようですね。
その明治から昭和初期までは超高級品だったようです。大正10年頃のハム一本の値段は、なんと米俵一俵分に相当する値段だったそうで、公務員の初任給のなんと約1/3に相当していたそうです。これにも驚きました。
また、ソーセージも同じく長崎発祥の地となっているようです。日本食肉加工協会では、習志野が発祥の地と言っているようですが、どっちが本当なんでしょうかねぇ~。
またの機会に調べてみます。