よく「問題意識を持って!」なんて話を聞きます。
漠然と考えてみても、なかなか問題意識ってなかなか湧いてこない方もいるハズです。
なんとなく現状に満足しているのが原因でしょう。問題意識が湧くようにするには、いったいどうやったら良いのでしょうか?
今回の思考の自主トレ!?では、この問題意識について考えてみます。
問題意識。それは、「どうにかせんといかん!」なんて思った時に湧いてくるものです。と言う事は、これは困った!とかの問題が起こった時に気づいて、なんとかしなければならないという意識が起きるということになりますね。
これは、2つの条件が明確になった時に起こるそうなんです。その一つは、自分自身が目指すべき姿やあるべき姿、目的や目標が明確になった時なんだそうです。つまり、到達地点が明確化された時なんですね。もう一つは、現状を的確に把握し、現在のレベルと比較し把握した時とのこと。
つまり、「目標とする到達点がハッキリとし、現在の状況と比べてみた時に生まれたギャップをどうにかしないといけないと感じた時に自然に感じ、生まれた意識が問題意識である。」と言うことになるんですねぇ~。
ですから、会社では経営者と社員が会社の経営不振等に対し同じ問題意識を持つということ、同じ問題意識を共有化することが大切になってくるのです。
もし、経営者と同じ問題意識を共有化していないとしたら、目標とする到達地点に相違があるか、現状の厳しい状況を理解していないのか、それとも愛社精神の欠落により人ごとだと思っているかのいずれかでは無いでしょうか?
まあ、いずれにしても同じ問題意識を経営者と社員全体、上司と部下が共有化すると、社員もなんとかしなければならない!なんて意識が自然と生まれてくるものではないでしょうかねぇ~。