日本の常識と世界の常識、会社の常識、個人の常識など常識が異なる場合が多々あります。そんなところで結構トラブルも多く発生する原因ともいえるのです。。。
ところで、なぜ?世界と日本の常識が異なるのでしょうか?
日本国内でも地方によって常識が異なる場合も多々あります。常識もまた、時代と共に変化するものでもあるんですね。
では、そもそも「常識」とは一体何なんでしょうか?
今回は、その「常識」を 思考の自主トレ!?的に考えてみたいと思います。
◎ 常識の定義
常識とは、大多数の人が認めている価値観、共通の知識などを指しています。ですので、常識とは、「その環境に携わる人々の多数決によって決まる!」ってことになりますね。ですから、地域によって、その地域の人たちが共有した価値観や知識などのものであれば「常識」となってしまうのです。
民族、生活習慣、年齢などが違うと、当然ながら「常識」が違ってくるということになりますね。地方で言う「しきたり」なんてものが代表的なものでしょうか?しきたりを守ることが、すなわち仲間であるという無言の意思表示になるんです。特定地域での常識である「しきたり」。これも立派な常識と言えるのです。
ここからが、本題の思考の自主トレ!でしょうか?(笑)
常識を守ることは確かに周囲と同調しているため、ほとんど敵を作ることがありません。しかし、企業としての考え方としてはどうでしょうか?
企業が飛躍的な成長を求める場合においては、常識を捨てることがしばしば現状打破の起爆剤となることがあるのです。
常識を破るといっても、なんの計画性も無く行うと敵しか生まれないばかりか孤立を招き非難しか残らない!なんてことになります。ですから、よくよく考えた上で行うことが大切です。
たとえば、かの有名なドラッグストアの話があります。社訓は「常識を破れば新しい常識が生まれる」というもの。「病気を治す」という店から「健康を増進する」と定義を変え、化粧品などを置き、若者の健康の増進の一つと定義し、その他にもアロマテラピーなども扱ったそうです。また、その会社は銀座で安売りをしたり常識を覆した手法を行って大成功しています。
つまり、現在の枠にとらわれないで新しい発想をすることが大切なんですね。現在の常識の範囲内で行っていては、時代によって変わっていく常識に出遅れるばかりか、その前に新しい発想が生まれにくいと言えますし、競合他社も同じような発想を持っているかもしれません。ですから、企業は常識の範囲内で戦っても大差をつけるのが難しいと言えるんですね。
常識が時代によって変わっていくのではなく、常識を変えていく!という考え方がないと、多くのチャンスを手に入れるというのは、物が溢れている、他メディア化しているこの時代では生き残って行くのは難しいのではないでしょうか?
もちろん!しっかりした目標と、事業理念を持ち、しっかり計画的に!って言うのは言うまでもありません。。。