お酒。。。
国によっていろいろなお酒がありますね。日本では、日本酒や焼酎が代表格でしょう。ニューヨークでは、「サケバー」なんかもあるぐらい日本酒の人気があるそうです。
ところで、日本酒などのアルコール類を酒(サケ)と呼びます。今回は、日本酒の起源について調べてみることにしました。
● 酒造りの始まり
日本での酒造りは、水稲栽培が伝わった縄文時代の後期から弥生時代に始まったと考えられているそうです。当時の遺跡から出土している土器から判るそうで、その発祥の地と言うのは、九州や近畿圏だと判明しているそうなんですねぇ~。
また、古代の日本人が稲作の神を信仰していたことにが日本の酒造りに大きくかかわっているのだとか。。。
● 当時の酒造り
最初の酒造りは当然ながら原始的な方法で作られていたそうです。しかし、今では考えられない造り方なんです。
その作り方とは、なんと!「熱を加えて柔らかくした穀物を、巫女さんが口の中でよく噛んで、それを吐き出すことにより唾液の酵素を混ぜ自然に発酵させていた!!」というものなのです。
● 「酒(サケ)」と呼ばれるようになったのは?
文字の無かった古代において、稲作の神様を「サ」と呼んでいたそうで、また、食べ物のことを「ケ」と言っていたそうなんですね。ですので、この稲作の神様と食べ物を一緒にいうと「サケ」と言う言葉になるのです。と言う事は、サケは「神様の食べ物」と言うことになりますね。ですから、昔から日本酒は神事や祭事などの際にお供え物として捧げてられているのだそうです。
そのうち、お酒を一般の人も飲むようになりました。ですから、神に捧げるサケを「御神酒}(おみき)」と呼び、普通の?お酒と区別して呼ぶようになったのだそうです。
おまけ!
ちなみに、朝食のことを「あさげ」、昼食のことを「ひるげ」、夕食のことを「ゆうげ」と呼びますね。(味噌汁であったような?ちなみに私はあさげ派です。笑)
この「げ」は、食物の「け」が濁ったものだそうで、朝ごはん、昼ごはん、夕ごはん ってことになるんですねぇ~。