コピー機。会社でもこれが無かったら仕事になりません。昔と違い、ずいぶん綺麗にそして早くできるようになったものです。
では、コピー機がコピーする仕組みはどうなっているのでしょうか。
今回は、何せ今!聞け!シリーズですので。。
サクッ!と行きましょう(笑)
コピー機のボタンを押すとコピー機から明るい光がガラス越しに出てきてスキャナーが動きます。そして、その後にコピーされた紙が出てくるって感じですが、これは「帯電」と言う現象を利用しているのです。
もっと詳しく説明してみましょう!
コピー機には感光体ドラムというものがあります。スタートボタンを押す前から、コピー機内にある感光体ドラムは、あらかじめ静電気を帯びた状態で待機しているのです。そして、スタートボタンを押されると、発光と同時にスキャナーが動き、原稿の白い部分が感光体ドラムに光が当たるのです。しかし、黒い部分は感光体ドラムに光が当たらないようになっています。
光が当たった感光体ドラムの部分は静電気が除去され、光が当たらなかった部分は静電気が帯びた状態となるんですね。この状態で、ドラムに逆の電荷をもつトナーを振りかけると、黒い部分だけトナーがくっつくのです。
この感光体ドラムにトナーと逆と帯電をさせたコピー用紙を付着させると感光体ドラムについたトナーがくっつくんですね。そして仕上げに、熱でトナーを溶かし圧力をかけることで、コピー用紙にトナーが定着し完了!ってことになるんですねぇ~。