シルキーユニットを説明する時に、「半導体を使うことにより、その場所にとどまっている静電気を流れている動電気と一緒に流れるようにすると。。。」なんて話をよくさせて頂いています。
半導体とは一体どんなものなのでしょうか?
今回は、「導体・半導体・絶縁体」を簡単にご説明してみたいと思います。
電気を通すもの。。。
金・銀・銅・鉄。。。など様々な金属があります。そんな電気をよく通す物質を導体と呼んでいます。オーディオなどでは、配線に使われている線は銅線を用いています。もちろん、車も鉄で出来ています。また、主に自動車の配線は銅線を使用しています。そこで、グランドブースターでは、銀線を99.99%の高純度で実現することにより、流れる電気の電子速度を銅線の2倍以上の速度に上げることを可能(通常の銀線は銅線の1.5倍)としているのです。(金線だと値段がとんでもない金額になりますら。笑)
おっと、話がそれました。この話になると思わず熱が入ってしまいますね。長くなりますので、詳しくは当店でお問合わせください!でしょうか?(笑)
本題に戻ります。導体・半導体・絶縁体の違いはというと、物質の内部の構造にあります。電気を通す物質とはどんなものかと言うと、その物質内でどれだけ電子が自由に動き回ることができるのか?ということで決まります。絶縁体とはご存じの通り、その電子がほとんど動くことができません。それは、電子が物質内部の原子が動けなくなっているからなのです。ですから、電子が流れない。すなわち、電流が流れないということになるのです。
反対に導体の場合は、絶縁体の反対の事が言えます。電子は物質の内部を自由に動き回ることができ、その自由に動けることが出来ればできるほどその導体はよく電気が流れるということになるのです。
では、半導体はどうでしょうか?半という言葉が表す通り、電子は動き回ることは出来ますが、動体のように自由にとまではいかないのです。
しかし、このようなものが、なぜコンピューターなどに使われているのでしょうか?これは、電気伝導率よりも半導体の電気的性質が温度や微量の不純物によって大きく変わるということに重点をおいてりようされているからなのです。