「先の事より今が大切だ!」と言われる方がいらっしゃいます。確かに、今を大切にすることは非常に重要だと思います。
「今があるから未来がある!」というのと、「未来があるから今がある!」という卵が先か鶏が先か?って話になりそうです(笑)。
しかし、「今の時間を大切に過ごすために先のことを見ながらすすめる!」という考え方はどうでしょうか?
そう考えると皆さんは、何日先、何週間先、何か月先、何年先を見て今を過ごしているのでしょうか?
今回の思考の自主トレは、孫子の兵法「予の兵法」で『予測』考えてみたいと思います。
○ 孫子の兵法「予の兵法」
戦略というとよく「孫子の兵法」なるものが出てきます。予というのはあらかじめという意味があるそうです。ですので、この兵法を戦略と捉えると、今やっていることが、その先にどうなるかを考えることにより、今やらなければならない事が見えてくるということなんです。予という言葉は、たくさんあります。(予習、予告、予備、予算、予約などなど。。)つまり、「一歩先を見る」ことの重要性を示唆しているんですね。また、「先を予測する事により、今の質の高い仕事が可能となるのだ」ということになり、未来に向かってスムーズに進めることができるのです。
○ スケジューリング
仕事を順序よく効率的に進めるアイテムの一つに未来を書いてある?スケジュール手帳をお持ちの方も多いと思います。それらの手帳などに、予定に加え、予算、予約、予測、猶予などをうまく付加して書きこまれている方はスケジューリングの上手い人なんだそうです。そうすることにより、仕事も業務もスムーズに効率的に進められるからなんだそうです。
こう考えてみると、「予の兵法」は。。。
何事も「あらかじめ」が肝要である!ということなんですね。